どこから手をつけて良いか分からない
★どこから手をつけて良いか分からないなら、「儲かりそう」より「面白そう」で行動する。
ゴールはなんとなく見えているのだが、ゴールに辿り着く方法がわからないことはよくある。
ゴールは何かを作ることだったり、知識、技能を習得することだったり。
そんな時に「とにかくやってみたら」というアドバイスはよくある。
でも、とりあえず何をやれば良いのかわからないから、アドバイスされた方は益々困ってしまう。
〇「とりあえず」って何?
とりあえずやってみるの「とりあえず」はなんだろうと考えてみた。
自分にとっての「とりあえず」は
- 本を読む
- 必要な物や環境を手に入れる
- 人に会いに行く
だ。
- 本を読む
興味を持ったことに関する本を読んでみると知識と世界が広がる。
学校では教えてくれないことに興味を持つ子供だった。
学校で教えてくれることは体系的で、先生の言うとおりにしていれば、習得できるようになっている。(無理だったけど^^;)
小学生のころは、自転車で30分かけて町の図書館まで行って本を借りていた。
中・高校生になると、本屋に行っていたが、田舎の書店には専門書がないので、隣の町の本屋まで電車で行っていた。
本は概要から専門までたくさんある。〇〇入門やサルでも分かる△△から、◇◇大全まで。
概要が書いてある本を読むと、やるべきことが見えてくる。
(サルでもわかる本では、わかるようにならない。ましてやできるようにはならない。)
- 必要な物や環境を手に入れる
必要な道具を手に入れる、サービスを契約するなど。
できるようにならなかったら、使わなかったら無駄になるかもと思うけれど。エイヤで買ってしまう。
20歳の時にプログラミングを習得しようと考えて、エイヤとマイコンを買った。そして40年後、IT業界で生きている。これまでの人生の中で、最も成功した自己投資だ。
しかし、正直、物にならなかったもの物もある。けっこうある。
無駄ではない。最低飲み会で話のネタくらいにはなる。 - 人に会いに行く
勉強会や講演に足を運ぶ。
物やサービスは簡単に手に入れられる時代になった。しかし、対面だから伝わることがある。
講演を聞きに行くと、本を読んだだけではわからないことがわかる。
本を書いている有名人の講演は高価だったりするけれど、無料で聞ける講演は結構ある。
例えば、
- メーカーの無料セミナー(半分(以上)宣伝だったするけど)
- 自治体や青年会議所の文化事業(安価だ)
- 展示会の無料セミナー(異業種のセミナーがおすすめ)
- 勉強会(スピーカーをやると無料で聞けたりする)
〇一般化してみる
実はこれらの方法でうまくいかないことはある。よくある。
できるようにならなくても、無駄にななっても、それは失敗ではなくて、経験値が増えているからマイナスではなくプラスだ。
- 本を読む→全体を理解する→実践してみる
今時はネットで調べられるようになったから、わざわざ本を買う必要もないかもしれない。
重要なことは、ざっくり全体を理解して、やるべきことを見つけること。
しかし、ネットには、このような目的で書いてある記事が少ない。大抵は中途半端だ。
体系的に全体がわかるわけでもなく、できるようになるためには情報が足りないものが多い。
だから、複数の情報をまとめる力が必要だ。つまり、コピペはできないということ。
本を読むのも同じで、書いてあることを暗記しても効果はない。書いてあることを実践してみることが重要だ。 - 必要な物や環境を手に入れる→興味を持続する
昔は、郵便で申し込んで、銀行や郵便局で振り込んでいたけれど、
今時は、ネットでポチッとすれば、次の日に届く時代だ。
今も昔も変わらず重要なことはエイヤだ。
使えないかも、役に立たないかも、などのネガティブな気持ちを好奇心が超えた一瞬を捉えて、エイヤでポチッてしまう。
そうすると、ものが残るので興味を持続することができて、気持ちが後戻りしなくなる。 - 人に会いに行く→パワーを貰う、ゴールをイメージする
今どきは、セミナーや公演もオンラインで聞けるようになった。気軽に登録して仕事にかまけて聞き忘れることもある。
情報はオンラインで得ることができる。それでも、実際に会いに行くのは無駄ではない。
講師として大勢の前で話すときに、思わず自主規制することはある。その後の懇親会(飲み会)では話せるけど。
オンラインも思わず自主規制してしまうことがある。対面だったらその場の雰囲気で話してしまうけど。
講師やセミナーの場のパワーに触れられることが大きい。
そして、多くの場合講師は何かを実現した人たちだからゴールをイメージできる。
〇まとめると
- 全体を理解し、実践する
- 興味を持続する
- ゴールをイメージする
普通だ。
〇失敗と無駄
学校教育では、失敗しないこと、効率良くすることを求められるけれど、失敗しても効率が悪くても誰に迷惑をかけるわけでもない。
失敗すると、非難されることがあるけど気にすることはない。非難するのは、何も行動せず、できもせず、わかりもしない輩なのだから
何かがブームになると、効率よく習得する方法をレクチャーしてくれる人が出てくる。
わかるように、できるようになるのは目的ではなく手段だから、いろいろな手段があったほうが良い。
では、なぜ失敗したり効率が悪方法で習得しようとするのか?
早く習得すればそれだけ価値があるという打算もあるが、それよりも興味があるだ。
儲かりそうより、面白そうで行動することが大切だと思う。
最近の投稿
【Yoshiのよしなしごと】【Yoshiのブログ】【よしなしごと】
« 闘うプログラマー | トップページ | 【行く意味ある?】Fランク大学一覧 <昭和の価値観にすり寄っている?> »
「よしなしごと」カテゴリの記事
- 労働者の価値 <時価vs骨董的価値>(2025.06.23)
- Copilotに対して多分みんなが思っていることへのカウンター <一度使ってみれば~>(2025.06.06)
コメント