オンライン版アプリを使うときに重要なこと
★デスクトップ版Office(特にExcel、特に^2Excelマクロ)を使わないようにする。
Office onlineはアプリをインストールしなくてもブラウザだけで動作し、Microsoftアカウントがあれば無料で使える。
Office Online版はかなり前からあったようだが、Microsoftの戦略に乗るものかと使わないようにしていた。(^^;
自宅のパソコンを買い替えた時に、オンライン版に乗り換えようとしたら、使えない機能が多く、古いOfficeを使っている。
「ほぼ1人情シス」としてM365を触っていて分かったことは、デスクトップ版でなければ使えないデータ(ファイル)はクラウドでは使いにくいこと、
特にExcel!。
オンライン版アプリを使うと、
スマホやタブレットで表示、編集できる。
マクロをゴリゴリ使ったExcelはデスクトップ版でなければ、表示、編集できないから、使える場所が制限される。
オンライン版なら電車移動の時間で吊り革につかまって、次の資料を確認することができる。
しかし、デスクトップ版をPCで使おうとすると、少なくとも、座らなければならないし、Wifiルータやスマホでテザリングしてネットワークを確保しなければならない。
デスクトップ版で
編集したデータは保存しなければ、クラウドにあるデータに反映できないから、リアルタイムで共同編集できない。
「ダウンロードして編集できればいいじゃない」という人は、
Aさん編集→Bさんに送る→Bさん編集→Aさんに送る、Bさん更に編集→Aさんに送る→Aさん困る
という、白ヤギさん黒ヤギさん方式の共有方法しか知らない人だろう。編集する人が増えるとバージョンが管理できず破綻した経験をした人は多いはずだ。
同時編集
ちょっと前までこの方法しかなかったけれど、今時はテキスト・チャットやボイス・チャット、ビデオ・チャットで連絡しながら、同時にファイルを編集できる。
テーブルに模造紙を広げて集まってディスカッションしながら書き込んでいく感じだ。
リアルタイムの共同編集するためには、オンライン版アプリで扱えるように、データを作らなければならない。
重要なこと
データ(ファイル)の作り方より重要なことがある。
リアルタイムで共同編集する場合。
当然、リアルタイムで意思決定しなければならない。
「一旦持ち帰らせてください」ではリアルタイムにする意味がない。
つまり、担当者が意思決定できるような権限移譲が必要だ。
これまで意思決定してきた人は、意思決定方法を変えて、意思決定のスピードをあげられるのかが問われている。
なぜ、意思決定方法や仕事のやり方を変えなければならないのか?
それは、これまでの事業を継続するのではなく、今まで無かった新しい価値を創り出すためだ。
とりあえず、
デスクトップ版のOfficeは使わないようにしようと思う。
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