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2022年12月

2022年12月31日 (土)

2022年総括 <今年も一人反省会>

今年も一人反省会。

2022年の目標は、

  • 新しいことを始める
  • スキルを向上する
  • 今年はAWSの知識・技能を向上させよう
  • 教育分野に関わる

だった。

〇 新しいことを始める
 新しい研修プログラムを始めようとしている。
 顕在化している問題を扱う研修は需要を予測しやすいが、これから顕在化するであろう問題を扱うので、需要を作るところから始める。

〇 AWSの知識・技能を向上させる
 EC2、Lambda、RDSを使ってみた。
 サービスが提供できるシステムを構築しなければ、知識だけで、技術になっていない。
 AWSでサービスのプロトタイプをさっくり作れるようになりたい。

〇 教育分野に関わる
 進展がなかった。
 機会を逃しているのかもしれない。

〇 読書数が減った
 このblogの雑誌・書籍カテゴリーの投稿は、2020年に32件だったが、2021年には13件、2022年は17件になってしまった。
 頭の切り替えが苦手なので、プログラムを作り始めると、空き時間が全てプログラムのことになってしまう。
 通勤時間に、本を読んだり、内容について考える時間が減っているようだ。

〇 CPUを触れなかった
 2022年に

  • RasPiZero
  • nRF52840 MDBT50Q
  • CH599
  • M5Stack

 を買ったけど、使ってない。積読H/Wが増えてしまった。

〇 総じて
 「ほぼ1人情シス」もほぼ2年が経過した。
 あいかわらず、想定外の仕事は降ってくるけれど、慌てないようになった。
 しかし、慌てることが無くなったのは、マンネリの兆候かもしれない。


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2022年12月14日 (水)

2要素認証 <対応できないからってねぇ...>

最近2要素認証が増えてきた。
使う側は面倒だけれど、「ほぼ1人情シス」としては、全て2要素認証にしてほしいくらいだ。
2要素目は、E-mail、SMS、OneTime PassWord(Authenticator)、生体認証などがある。
個人を特定したいので、認証に使用するデバイスはスマートフォンを使うのが現実的だ。

最近とある人から、単一認証にしてほしいと言われた。
なんでも、セキュリティポリシーで、私物のスマートフォンを使えないらしい。
しかも、E-mailアドレスを共有していたりするから、個人が特定できない。
そこで、単一認証にできないか?ということらしい。

立派なセキュリティポリシーもあるし、セキュリティ警察もいるようだが、杓子定規的な運用なのか回避策がないらしい。

セキュリティ警察が釈定規的に運用するのは勝手だ。
しかし、他所のセキュリティレベルを下げてくれは無いだろう。

そんなところは、切ってしまえばよいのだが、情報を持っていたりするので、「一昨日来やがれ (ーーメ」と言えない。

世間からズレていることを認識することは重要だよなぁ



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2022年12月11日 (日)

ベンダーが開発しても内製?

ベンダーが開発しても内製?モヤモヤする「システム内製」の意味を改めて考えてみた
鈴木 慶太 日経クロステック/日経コンピュータ
 (2022/11/15)

鈴木慶太氏は

内製で重要なのは、正社員がソースコードを書くか否かではなく、ユーザー企業がきちんと全体をコントロールし開発と運用を密接に結びつけ、リリース後の不具合や改善要望に即座に対応できる体制を整えているかだ。そのため繰り返しになるが、先の開発をしておらず運用フェーズもおろそかにしている「システム企画や設計だけ内製している」という企業は内製とはほど遠いと思う。

IPAによると「内製化とは自社でプロダクトをコントロールすること」らしい
自社でプロダクトをコントロールするって、当たり前ぢゃないか!?
「なる早くで感じでいい具合に作ってよ」でベンダーに丸投げしてるのか?

要件定義書から実際に実装するのは専門的な知識が必要だ。
クラウドサービスとノーコードプログラミングでハードルは下がっているとはいえ、実際に自社内で完結できるのは体力がある企業くらいだろう。

鈴木慶太氏がおっしゃるとおり、
・全体をコントロール
・開発と運用を密接に結びつけ
・リリース後の不具合や改善要望に即座に対応できる体制
が重要だ。
中でも全体をコントロールすることは外注できない。
(できなくはないが、機能するとは考えにくい)

不具合や改善要望への対応は、自社内でコードを書いた方が早いように見える。
事務手続き手間と時間がかからず仕様明確にできるならば、外注した方が短時間、高品質になる可能性は高い。
しかし、部署間の調整ができず仕様が明確にできなかったり、事務手続が煩雑で時間がかかることはよくあることだ。
そもそも、部署間の調整ができないとか、事務手続きが煩雑という問題がある時点で、内製か外注かという問題以前である。

DXを考えるときにICTへの知見や、内製化、ノーコードプログラミングに目が向きがちだけれど、風土を変えることが最も重要だと思う。
風土を変えなければ、内製化しても、外注しても、期待通りにはならない。


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2022年12月 6日 (火)

検温カード <プログラミング的思考で考える>

★ 問題から課題を見つけてICTを活用した解決方法を考えることが、プログラミング教育の目指すところ、
保護者も教師もプログラミング教育を受けてないことが、子供たちの教育の限界になってならないと思う。

Twitterで見かけた、検温カードは廃止した方がよいという意見

保護者も教師も廃止に賛成する意見は多いようだ。

 

ついICT業界的に考えてしまう。

なぜ?
検温カードがあるか考えると、

  • 学校はクラスタが発生しやすい
    → 感染者を早期に発見して隔離する必要がある
  • 感染者は発熱症状がある
    → 体温を測定することで、自覚症状が無い発熱者を発見することができる。
  • 体温を毎日観察することで、発熱傾向を知ることができる
    → 早期発見できる。

ので、検温カードに合理性はある。おそらく、政府や教育委員会のお役人も同じ考えだろう。

問題は、
実現するために必要な、資機材と労力、そしてそれらを誰が負担するのかということだ。
負担をかけないで実現するための仕組みが作れていないのだろう。
アナログ的な人海戦術で対応しているようだけれど、ICTを使うと、そんなに難しい問題ではないと思う。

では、ICTの知見を持った人がいないことが問題なのか?
いないことが問題ではなくて、「問題を効率的に解決する方法を思いつくことができる人がいないこと」が問題だと思う。
思いついたら解決することができるけれど、思いつかなければいつまでたっても解決することはできない。

目的を、早期発見、早期隔離を実現するには

  • 体温を計る
  • データを入力する
  • 集計する
  • 発熱者を発見する
  • 適切な対応を行う

という工程が必要だ。

体温を計る手間は同じだから、データ入力、集計、チェック(分析)の負担が大きいということだろう。

アプリで入力する仕組みがあるので負担ではないという投稿もある。
bluetooth付きの体温計も市販されているので、測定から集計まで自動化することも難しくない。

本当に大変なのは、異常値を発見する(チェック)作業だろう。
体温が38度以上ならば見つけるのは比較的簡単だけど、全生徒・児童のデータを確認するとなると、大規模校ではかなりの負担だ。
さらに、直近2~3日の発熱傾向をチェックしようとすると、ICTを利用しなければ難しいだろう。

おそらく、教師が検温カードを廃止した方が良いと思う現場では、入力されたデータは使われていないのではないかと想像する。
人の役に立てることができないデータは集める意味は無い。労力と時間の無駄使いだ。

重要なことは、

システム設計するときに、ユーザの利益になるようにしなければならない。ユーザの負担が利益を上回るくらいならそのシステムは使われない。

検温カードの課題ならば、この課題に関わる生徒・児童、保護者、教師、管理職、教育委員会の人の利益になる必要がある。
計測、入力、集計は自働化は難しくない。
要隔離の判断は人間が行うので、判断に必要なチェック作業を支援する機能がキモになりそうだ。
ICT業界にいるとAIを持ち出したくなるけど、それはやりすぎというものだ。
標準機能で絞込ができれば十分だろう。

プログラミング的思考

検温カードーの問題は「プログラミング的思考」の課題に良いと思う。
中学生なら解決できるだろうし、小学生でもアンプラグドなら解決策を考えられるような気がする。

問題から課題を見つけてICTを活用した解決方法を考えることが、プログラミング教育の目指すところだけれど、保護者も教師もプログラミング教育を受けてないから教える側の限界はある。でも、教える側の限界が子供たちの教育の限界になってならないと思う。

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