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2023年1月

2023年1月31日 (火)

Excelの功罪

〇 Excelの功罪(功)

Excelがなかった頃や使い物にならなかった頃に少し大きなデータを扱おうとすると、自分でプログラムを書くか、データベースソフトを使わなければならなかった、処理、入力フォーム、出力フォームは別に作らなければならなかった

ところが、PCの性能が向上し、ストレージとメモリが潤沢に使えるようになると、全てExcelでできるようになった。

データベースの設計を間違えると、痛い目にあうけれど、Excelを使うとデータベースを考える必要がなく、なんとかなってしまう。

そういえば、「データ」という言葉の概念がずれていると感じることがある。
「データ」=「ファイル」(主にExcelファイル)と考えている人がいるのだ。

Excelファイルは

  • ・データ
  • ・入力フォーム
  • ・出力フォーム
  • ・処理(計算式、マクロ)

がセットになってパックされている。

パソコンがネットワークに繋がっていなかったころには、重宝だった。
入力フォーム、出力フォーム、処理(計算式、マクロ)は、使い回しできるからファイルをコピーして別のデータセットで使っていた。
この方法で随分作業が省力できたのだ。

〇 Excelの功罪(罪)

クラウドが使えるようになって、大量のデータをクラウド側で処理し、リアルタイムで共有できるようになったが、未だにExcelで個人的に管理している。

同じデータを複数のExcelファイルに記録し、複数の個人が別々に管理しているとデータの同一性が保たれなくなる。
その結果、複数のファイルに似たようなデータが記録されているが、どのファイルのデータが正しいかわからなくなる。

データが少ないか、Excelファイルを共有している範囲が狭い場合や献身的にデータの管理をする人がいれば何とか機能する。
だから、手っ取り早く、クラウドストレージに業務ごとのExcelファイルを保存して、便利になったと安心してしまう。

しかし、データは拡大するし、個人が管理できるデータ量には限りがあるから、遅かれ速かれ破綻する。
これが、DXが進まない一因だろう。

組織が扱うデータは個人のものではないから、組織的に管理して、共有するのが当然だ。
ところが、データは個人のもので、データを入力した個人が管理して、ファイルとして共有ストレージ(個人のストレージ)に置いている。

その昔紙ベースで仕事をしていたときに、重要なデータが記録された物理的なファイルを共有のキャビネットには置かず、自分の机の引き出しに入れているオジサンがいた。
それと同じだ。
データは自分が使えたらそれで良いという、意識はICTが発達しても変わらないのかもしれない。
そして、それが草の根DXで超えられない壁かもしれない。


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2023年1月28日 (土)

ホワイトなのに若手が辞める

「ホワイトなのに若手が辞める」企業の残念な盲点
向上心が高い若者たちを育てる技術の本質
 東洋経済オンライン (2023/01/18)

若手社員が言う「他の人でも代えがきくし・・・」は本当の理由ではないだろう。

代えがきくと思ったら、職を変える前に、
自分でなければならない仕事とは、どのような仕事か、
どの仕事で代えがきかない人材になりたいのか整理してみるとよい。
その結果、職を変えなければ実現できないのなら辞めればよい。

管理職的には、代えがきかな人材は大きなリスクだ。
だから、大手はジョブローテションと称して代えがきくようにする。
中小零細ではジョブローテションする余裕は無いから、代えがきかなくなることが多い。
代えがきかない人が何かの事情で退職すると、最悪の場合事業に影響が出る。

代えがきかな人材を目指して40年仕事をしてきたが、
経験的には、代えがきかな人材になることは難しかった。
せいぜい、他の人よりちょっとだけ上手にできるくらいだ。

「積極的に代えたくなる人材」にならないことから始めたらよいと思う。
得意分野や情熱を傾けられる仕事が見つかったら、それを磨くことで、
本当に代えのきかない人材になれるかもしれない。

この記事の本論「人を育てる方法を模索してこなかったのが原因」について、

Jam氏は

逆に「優しくしたのに部下が辞めてしまう」と頭を抱えている人たちは、昔は「厳しくしないと部下が育たない」と、怒ったり叱ったりする以外の方法で、人を育てる方法を模索してこなかったのではないでしょうか。

と仰る。
つまり、ポイントは若手を厳しく指導する/優しく指導するではなく、
育てようとか/しないかであるということだろう。

教えてもらおうとするな!見て盗めとか、厳しく叱責するのは育成ではない。
伝えるべきことを体系化し明文化する能力がないのだ。
それを、育てられる側の資質としていただけだ。

昔は、厳しく指導しても、育成しなくても、若者が離職することは稀だった。
労働市場の流動性が極めて低かったし、若い間理不尽に耐えたら、生涯通してペイできる見込みがあった。
ところが、今時は若い間理不尽に耐えてもペイできる見込みはない。

職場に、育成できる人材やシステムが無いなら、見切りをつけようとするのは一見合理的だ。
しかし、成長するには、自ら成長しようとする意思と能力の方が重要だから、転職すれば解決するとは限らない。

若者が求めているのは成長を支援してくれる環境や指導者だ。


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2023年1月25日 (水)

Share Point<SharePointはデータベース>

M365のウェビナーを片耳で聴きながら仕事をした。興味があるとこだけまじめに聞く。

まじめに聞いたことは。
Sharepointの基本はデータベースだということ。
なるほど腑に落ちた。

〇 Share PointとファイルサーバーとExcel

用途によってはファイルサーバーとして使えなくもない。
移行ツールもあるから、ファイルサーバーを置き換えて使っているところもある。

ところが、ファイルサーバーとデータベースは根本的に違う。
どちらもデータが記録されているのは同じだが、データベースは記録されたデータから新しいデータを生み出すことができるのに対して、ファイルサーバーは新しいデータを生み出すことはできない。

「ほぼ1人情シス」を始めてから1年以上わからなかったことは、SharePointをファイルサーバとして使っていること。
SharePointにExcelをファイルが保存されていて、その都度ダウンロードして編集している。
しかも、同じデータが記録されたExcelファイルが複数あって、手動で同期している。

せめて、データだけでも分離すれば省力化できるのに、頑なにExcelにこだわっているように見える。
そういえば、「データ」という言葉の概念がずれていると感じることがある。
「データ」=「ファイル」(主にExcelファイル)と考えている人がいるのだ。

クラウドが使えるようになって、大量のデータをクラウド側で処理し、リアルタイムで共有できるようになったが、未だにデータをExcelで個人的に管理している例は多い。

同じデータを複数のExcelファイルに記録し、複数の個人が別々に管理しているとデータの同一性が保たれなくなる。
組織が扱うデータは個人のものではないから、組織的に管理して、共有するのは当然だ。
ところが、データは個人のもので、データを入力した個人が管理して、ファイルとして共有ストレージ(個人のストレージ)に置いている。

その昔紙ベースで仕事をしていたときに、重要なデータが記録された物理的なファイルを共有のキャビネットには置かず、自分の机の引き出しに入れているオジサンがいた。
それと同じだ。
データは自分が使えたらそれで良いという、意識はICTが発達しても変わらないのかもしれない。
そして、草の根DXで超えられない壁かもしれない。

〇 Share PointとDBS

データが大量になって管理工数が増えたら、ICTの専門家ならば、データベース・システムを導入しようと考えるだろう。
ところが、Excel大好きな人は、データベース・システムを知らない。Excelがデータベースだと思っているので、話は噛み合わないことが多い。

そのようなときには、

「とりあえず共通したデータのファイルを分けて、それぞれの業務で使うExcelシートから参照しましょう。そして、データを更新する人を決めましょう。」

と提案するのが良さそうだ。

共通したデータが分離できれば、Excelファイルから、データベース・システムに変更すればよい。Excelにはデータベース・システムのデータを参照する機能がある。

◯ どうしてもShare Pointをファイルサーバとして使いたい場合は

Share Pointでファイルを保存するライブラリ(ドキュメント)は、

  • ファイルメタデータ
  • ファイル本体
  • 保存パス
  • ファイル本体へのLink(表示はファイル名)

が保存されたDBと、

  • ファイル本体へのリンク(ファイル名)
  • 更新日
  • 更新者

のリスト(Share Pointでデータをテーブル形式で一覧できる仕掛け)でできている。

ファイルの一覧はまるでNASのファイル一覧のように見えるが実態はDBだから、追加の属性を保存するカラムを付加できる。
他の属性を持たせてビュー(見え方)を変えると、データの一貫性を保ちながら業務毎に異なるデータセットになる。
そうすると、あちらこちらのフォルダに同じファイルをコピーしなくて良くなる。


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2023年1月22日 (日)

大人のあなたの本気の選択に「決裁」はいらないよ

大人のあなたの本気の選択に「決裁」はいらないよ note しばたともこ@キャリアコンサルタント (2023/1/18)

何か決心しようとすると自分の選択が間違っているのではないかと不安になるので、誰かに選択が妥当だと認めてもらいたい気持ちはある。
反対されても賛成されても100%満足できないから結局は、自分で決めるしかない。

定年前に
公務員を辞める決心をした時は、誰にも相談せずに決めた。

柴田朋子氏の
踏み出す人の「かかとを踏む」善人に、近づいてはイケナイ 柴田朋子(2017/04/20 )

を読んで、独りで決める決心をした。(踏み出す人の「かかとを踏む」善人に、近づいてはイケナイ  Yoshiノブログ (2017/4/26))
独りで決めて転職した後思ったのは、なぜ思い悩んでいたのだろう?だった。

2回目に
転職した時も独りで決めた。
最初は不安を打ち消すために、一生懸命自分の決心に肯定的な情報を集めたけれど、2回目は、転職するのが良いのか悪いのかわからなかったので、「現状ではない方」を選んで転職した。
自分で決めて、その結果が良くても悪くても自分で引き受ければよい、間違ったらやり直したらよい、と考えられるようになったら、それほど悩まないで決心することができた。

正月に
帰省した次女が、仕事は続けているのか聞いてきた。
「父は、前触れもなく転職するから聞いておかなくてはね」
らしい。


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2023年1月19日 (木)

電話対応コンクール

NHKの「ニッポン知らなかった選手権 実況中!」で「第70回 電話応対コンクール東京大会」をやっていた。

プロの技を見た。
東京は企業の本社も多いので参加者も多くレベル高く激戦区らしい。
全国大会の結果が 第61回 電話応対コンクール全国大会結果 にある。
東京代表の4人のうち東京大会で惜しくも準優勝だった江口真由氏の3位が最高だった。

上には上がいるものだ。
優勝した寺内里佳氏の動画と

準優勝の中原由加里氏の動画


が公開されている。

このレベルになると正直、差はわからない。

閑話休題

このコンクルールの全国大会は第61回らしい。
第1回が開催されたのは1962年で、この頃は電話交換手がいた時代だ。
電話交換手は看護師、タイピストと並んで女性の代表的な職業だった。

電話機のダイアルを回す(もう無いけど)と相手につながる自動式ではなく、交換手を呼び出して、相手に繋いでもらう方法だった。
新しい技術が登場して、自動式交換機が普及したので、電話交換手は不要になり、電話交換手という職業は無くなったが、受付業務やカスタマーサービス業務では今でもプロとしての電話対応が必要だ。

最近は、音声認識、発話、意味解釈技術も向上しているから、近い将来には機械(AI)が電話対応するようになるのだろう。
しかし、全国大会に出場するレベルの人たちは、AIの教師になることができるから、仕事がなくなることはないだろう。

AIは職を奪う存在として議論されることが多いのだけれど、
交換機が普及して交換手という職業がなくなっても、電話対応のプロとしての仕事が生まれたように、
今後AIが普及して電話対応業務がなくなっても、プロにしかできない新しい仕事が現れるのだろう。

電話応対が身苦手な身としては、立派なAIを育ててほしいと思う。


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2023年1月12日 (木)

メール

ある人がEーmailに憤慨していた。

何事かと思ったら、用件だけの1行Eーmailが届いたらしい。
そのメールには署名もなく差出人が誰だかわからない。
メールアドレスは大手企業で、迷惑メールフィルターをパスしているからなりすましではないようだ。

想像すると、差出人はデジタルネイティブ世代の人ではないだろうか。
デジタル・ネイティブが最初にメールした時のデバイスはスマホ(携帯)だろう、アドレス帳に載っていない人にメールすることはないから、わざわざ自己紹介する必要はない。(そもそも、デジタルネイティブ世代は今時メールは使っていない。)

だから、知らない人とメールでコミュニケーションを始める時のお作法を知らないのだろう。

メールアドレスは大企業だった。採用時の研修でビジネスメールの書き方講習をやっていないのだろうか?
普段は、チャットで仕事をしていて、Eーmailは使わないのだろうか?
などと考えた。

一方、憤慨していたのは、同年代のオジサンだ。
オジサンは自分とは違うコミュニケーションを使う人に思いを馳せることができないのだろう。

オジサンがメールを使う場合は、どのような相手に対しても失礼にならないように、過剰とも思える表現を駆使したコミュニケーション(慇懃プロトコル)が使えて、それが普通だと思っている。
ひょっとすると、今時の若者が使う超省略1行プロトコルを知らないのかもしれない。

超省略1行プロトコルと慇懃プロトコルには超えがたいギャップがあって、互いに異なるプロトコルの人とは、円滑なコミュニケーションは難しいだろう。

リアルなコミュニケーションでは、オジサンが年の功を発揮してギャップを乗り越えるのだろう。
しかし、今時はオジサンが乗り越えられないほどのギャップになっているのかもしれない。

ちなみに、歳を取ってオジサンになったけど慇懃プロトコルは苦手だ。


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2023年1月 9日 (月)

魔改造の夜 <Sニー登場>

魔改造の夜 電気ケトル綱引き の再放送を見た。
今回のお題は電気ケトルを魔改造して発生した蒸気を動力にして綱引きをするというもの。

この番組には毎回大手メーカーが参戦している。
過去には、自動車メーカー 世界のT社、バイクや小型ジェットまで 世界のH技研、世界の自動車メーカー N産、事務機器の巨大メーカー Rコーが参戦し今回は、多様な事業の世界的ブランド Sニーが参戦していた。

Sニーの公式サイトに、魔改造参加者が開発の裏側を語る特設ページがある。
魔改造にメンターとして参加した鳳康宏氏は

メンバーに最初に伝えたのは「アイデアに価値はない。議論から価値はうまれない。試して初めて価値が出る。失敗してもその情報が価値になる。何も得られなくてもその経験が価値になる。思いついたらすぐに手を動かして試すこと」でした。

らしい。
技術に携わる者が持つべきスピリットだ。
Sニーは今や金融とエンタメを柱とするコングマリット企業になったけど、このスピリットが企業文化として残っているのだろう。

動画もあってYoutubeで公開されている。
この動画の中で、3Dプリンタ持っている人に挙手を求める場面がある。
魔改造に参加しようという人がちだから当然かもしれないけれど、なんと、ほとんどの人が自前の3Dプリンタを持っている。

ラピッドプロタイピングという言葉があるようだ。
3Dプリンタを使うと、アイディアを素早くプロトタイプにすることができるし、空想やイメージだけででなく、実体を評価できる。
インターネットの世界でも、AWSのクラウドサービスを使うと、アイディアを素早くプロトタイプにすることができる。

昔は、設計、製造、営業は分業化してしていたけれど、
今どきは、理論が解って手が動かせる人材(テクノロジスト)が必要だ。
ハード分野もソフト分野も3DプリンタとAWSのお陰で1人でできるようになった。
楽しい世の中になったものだ。


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2023年1月 7日 (土)

ソースコードを書くのは単純作業

ソースコードを書くのは単純作業? GitHub日本法人の記事が物議 発言元のヤマト運輸「誤解を与えてしまった」 (2022/11/30) ITmeida

GitHubの記事がTwitterでちょい炎上していた。
内製化で取り上げられるヤマトhdの が発言した内容をGitHubが記事にしたもので、記事の中の「ソースコードを書くなど単純な作業」にネット民が反応したようだ。


〇 「ソースコードを書く」

「ソースコードを書く」がコーディングを指していて、従来のウォーターフォール型の開発におけるコーディングを指しているなら、単純な作業だろう。(もちろん、コーディング技能は必要だけど)
一方で、「ソースコードを書く」がアジャイル型の開発における、最適な解決方法を検証するための作業ならば単純な作業ではないだろう。

つまり、「ソースコードを書く」は

  • アルゴリズムが既にあって、それをプログラミング言語に変換するのは単純作業。
  • アルゴリズムがなく、アルゴリズムを考えてそれをプログラミング言語で表現するのは単純作業ではない。
  • 「課題」をプログラミングで解決する作業ならば、複雑な作業だ。

Twitterで反応した人達は、それぞれの立場やどのような業務に従事しているかによって、反応が違うのだろう。
「課題」の解決までやっている人は、単純作業と言われると、腹が立つのは当然だ。

コーディング作業は目に見えるし、コーディング量は計ることができる。
ところが、アルゴリズムを考える、課題を考えるする方法を考える作業は目に見えない。
他人の頭の中を見ることができないから、手を止めてディスプレイをぼんやり眺めているのは、コーディングしているのか、アルゴリズムを考えているのかは、傍目にはわからない。

では、そんなことは分かっているだろうDX推進を担当執行役員の中林紀彦氏がなぜ、そんな発言をしたのか?気になるところだ。

上流行程がダメダメのまま、業者を叩いて外注し、「ソースコードを書く人が」上流工程の不備をカーバしていることに気がつかず、本当に「ソースコードを書く」だけの仕事と思っていなけれ良いのだが。

「ソースコードを書く」仕事というあたり、ウォーターフォール型の開発を引きずっているのかもしれない。


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2023年1月 4日 (水)

2要素認証(2) <その後>

2要素認証に使うAuthenticatorがインストールできないから、単一認証にしてくれと言われていた人達の後日談。
2要素認証 <対応できないからってねぇ...>(2022/12/14)

その後、関係部署と調整して、私物スマホでAuthenticator を使えるようになったらしい。
なんでも、業務に私物スマホを使うこと、私物スマホに業務に関係するアプリをインストールすることがセキュリティポリシーで許可されていなかったらしい。

セキュリティの基本に立ち返って判断すると、
私物スマホに2要素認証に使うAuthenticatorをインストールして、自組織以外の2要素認証に使用したら、その組織のセキュリティレベルは、向上するのか?それとも低下するのか?

Authenticatorは業務上の情報を扱わないから、セキュリティレベルが低下することはない。
一方で、単一認識にするとセキュリティレベルは確実に低下する。

セキュリティポリシーの目的はセキュリティ憲法を盲目的に遵守することでも、セキュリティ警察の取り締まりの根拠にするることでもないだろう。
スマホが無いときに作ったセキュリティ憲法に縛られているのだろう。

閑話休題

全員に業務用スマホを支給できれば良いが、コストや管理を考えると現実的ではないことは多い。そこで、私物スマホを使いたいわけだ。

情シス的には、メールアドレスやPCを共有しているユーザは個人の特定ができないから、業務用の共用スマホではなく私物スマホでAuthenticatorを使ってほしい。
さすがに私物スマホを他のユーザと共有したりしないだろうから。



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2023年1月 1日 (日)

2023年の目標

あけましておめでとうございます。

2023

2023の目標は

  • 睡眠時間を増やす
  • 職場以外の場で知識・技能を活用する
  • 教育分野に関わる
  • CPUを使ってみる

にした。

〇 睡眠時間を増やす
 本を読む量が減った要因はいろいろあるけれど、睡眠時間が減ったことが大きいような気がする。
 睡眠時間を確保しよう。

〇 職場以外の場で知識・技能を活用する
 「ほぼ1人情シス」を約2年やって、クラウド関係の知識・技能を習得したので、活用できる場を探そう。
 達人レベルになるのを待っていたら、いつになるかわからない。
 習得したことは、なるべく早くアウトプットしよう。

〇 教育分野に関わる
 2022年は教育分野に関わることができなかった。
 次の仕事にするのか、リタイア後のボランティアになるのかはわからないけれど、側で見ているだけでは変わらない。
 もっと関わろう。

〇 CPUを使ってみる
 2022年に買った

  • RasPiZero
  • nRF52840 MDBT50Q
  • CH599
  • M5Stack

 動かしていないCPUをHllo Worldでも良いから使ってみよう。


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