電話対応コンクール
NHKの「ニッポン知らなかった選手権 実況中!」で「第70回 電話応対コンクール東京大会」をやっていた。
プロの技を見た。
東京は企業の本社も多いので参加者も多くレベル高く激戦区らしい。
全国大会の結果が 第61回 電話応対コンクール全国大会結果 にある。
東京代表の4人のうち東京大会で惜しくも準優勝だった江口真由氏の3位が最高だった。
上には上がいるものだ。
優勝した寺内里佳氏の動画と
準優勝の中原由加里氏の動画
が公開されている。
このレベルになると正直、差はわからない。
閑話休題
このコンクルールの全国大会は第61回らしい。
第1回が開催されたのは1962年で、この頃は電話交換手がいた時代だ。
電話交換手は看護師、タイピストと並んで女性の代表的な職業だった。
電話機のダイアルを回す(もう無いけど)と相手につながる自動式ではなく、交換手を呼び出して、相手に繋いでもらう方法だった。
新しい技術が登場して、自動式交換機が普及したので、電話交換手は不要になり、電話交換手という職業は無くなったが、受付業務やカスタマーサービス業務では今でもプロとしての電話対応が必要だ。
最近は、音声認識、発話、意味解釈技術も向上しているから、近い将来には機械(AI)が電話対応するようになるのだろう。
しかし、全国大会に出場するレベルの人たちは、AIの教師になることができるから、仕事がなくなることはないだろう。
AIは職を奪う存在として議論されることが多いのだけれど、
交換機が普及して交換手という職業がなくなっても、電話対応のプロとしての仕事が生まれたように、
今後AIが普及して電話対応業務がなくなっても、プロにしかできない新しい仕事が現れるのだろう。
電話応対が身苦手な身としては、立派なAIを育ててほしいと思う。
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