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2023年3月 1日 (水)

マイナ保険証討論 <議論になっていない>

ひろゆき氏 東京保険医協会副会長の意見をバッサリ「裁判している暇あったら…」 スポニチ (2023/2月/4)

ひろゆき氏の東京保険医協会副会長の吉田章氏に対する発言がセンセーショナルに報じられているようなので、Youtubeの動画を見てみた。
医師や国会議員だから合理的な論理展開ができるとはかぎらないと思った。当然と言えば当然だけど。

しかし、
セキュリティに対する不安を述べる紗倉まな氏に対して、ひろゆき氏は

「情報セキュリティが分からないという人ほど、不安を口にするが、情報セキュリティを理解するだけの知識や理解力があるのか?
セキュリティを理解する気があのか?」

と厳しい。

自分の専門分野以外のことは、正確な判断できないことは多い。
福島原発事故のときも、新型コロナウイルスが流行した時も、自分の知識だけで正確な判断はできなかった。

ネットの情報は増えているが玉石混淆で、信用できる情報を見つけることが難しい。
判断できない状態は不安だが、信用できる情報を選り分けて理解するのはもっと大変だから、わかりやすい陰謀論を信じる人が出てくるし、それを政治的に利用しようとする輩も現れる。

ところで、
ひろゆき氏は、建設的な提案をすることよりも、相手の論理の矛盾や不備を指摘するのが得意だけれど、議論以前の問題だった。
「自分が判断できないから不安だ。」
「根拠はないけれど、判断できないから反対だ。」
では議論にならない。

世の中には
「分かりやすい説明」があって、「分かりやすい説明」は説明する側の義務だと思っている人が多のかもしれない。
だから、「分かりやすい説明」がなされない場合は、裏があるのではないかと勘ぐる人もいる。
説明される側の限界には触れがたい空気がある。
そのような中で、空気を気にしない、ひろゆき氏の辛辣な意見は新鮮だった。

判断せず現状維持すれば楽だけれど、その結果30年が失われてしまった。
正確な判断はできなくても、決断しなくてはならないことはある。


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