豊田社長年頭あいさつ
イバラの道でも進むべき道とは 2023年 豊田社長年頭あいさつ トヨタイズム (2023/01/11)
豊田章男氏は最近社長を佐藤恒治氏に譲り会長に就任された。
その豊田章男氏の念頭あいさつがトヨタイズムに掲載されていた。
「サラリーマン」という仕事はありません。皆さんの仕事は「クルマ屋」です。
とおっしゃる。そして、
私たちは「クルマ屋」です。
今年も、みんなで心をあわせて、それぞれの町の人たちを「笑顔」にする「もっといいクルマ」をつくろうじゃありませんか。
自動車業界はEV化が目前までやってきているから事業転換が必要だ。
AIやWeb3.0への事業転換が迫られているICT業界にあって、富士通は技術者を整理して次世代の技術を軸に事業転換しようとしているようだ。
トヨタは製造業で、しかもグローバル企業だから富士通のようにハードランディングできないのだろう。
豊田彰男氏は 「私たちは「車屋」です」とおっしゃる。
しかし、内燃機関かEVかというデバイスの転換ではなく、車というデバイスを核にモビリティ全般の事業に転換しようとしているのではないだろうか。
(トヨタが作るスマートシティ、いよいよ2024年にも実証開始 自動運転ラボ編集部 (2022/10/29))
「車屋」と言う表現は車というデバイスにこだわっているように感じるが、大企業病に罹ったトヨタを変えようとしているのだろう。
そのために、トヨタの価値観を変えようと努力してまいりましたが、なかなか変わりません。それが私の本音であり、一番の悩みでもあります。
「本社」よりも「地域」
「会議室」ではなく「現場」
「肩書」ではなく「役割」
「決裁」ではなく「相談」
「説得」ではなく「共感」
事業転換したいけれど、社員の意識が変わらないもどかしさがあるのだろう。
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