斜陽産業(2)
斜陽産業や衰退期の事業の職場は明日仕事がなくなることはなくても閉塞感がある。
たぶん、皆感じているのだろうが、不安は口には出さない。「ダイジョウブ」という。
ジリ貧で「ダイジョウブくない」という認識の同僚がいた。
その同僚曰く、自分達(再就職者)はダイジョウブだけど、若い人達のために別の事業の開拓やスキルの習得が必要だと。
同感だ!と思ったけれど。そう思うなら行動したら...とも思った。
その同僚は再就職する前にはそれなりの権限があったのだろうが、今は一介の平社員だからできることは限られている。
それでも、経営層を批判していても世の中は1mmも変わらない。
一方、オジサンに心配されている若い人たちの中には、危機感を感じている人はいる一方で既に茹蛙状態になっている人もいるようだ。
経験的には、年齢を問わず、自ら現状を変えられる人は変わるけれど、環境を変えても現状維持の人を変えるのは難しい。
って当たり前だけれど...「年寄りは変われないけど若い人は変われる」は固定観念だ。
成長期には、現状維持主義の人も浮かれて変わるのだけれど、閉塞感が漂い始めると途端に変わらなくなる。「鉄は熱いうちに打て」は正しい。
変わりたいと思っている人をサポートすることはできるかな。
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