「代わりはいくらでもいる」
「代わりはいくらでもいる」時代の終わり あらゆる現場の人手不足をどう解消するか NEWSポストセブン (2023/04/22)
昔は、いや最近までこんな職場は沢山あった。
今も、高齢者はこのような扱いのような気がする。
前々職は、世間の景気が悪くなると、優秀(世間の一般的な評価で)な人材が集まる職場だった。
エライ人達は「不景気になったら優秀な人が集まる」と呑気だった。
当然、「代わりはいくらでもいる」という方針だから、理不尽な異動も受け入れていたような気がする。
実際「代わりはいくらでもいた」のだ。
たまに「余人をもって代えがたし」と言われる人もいたが、その人が異動しても業務は回っていた。
つまり、代わりはいくらでもいる組織、代わりはいくらでもいる働き方にしていたということだ。
組織的には、特定の個人に依存するのはリスクが大きいから、ある意味リスク回避できているといえる。
昨日も明日も1年後も同じ仕事をするなら、「代わりはいくらでもいる」組織は作りやすい。
しかし、新しい仕事や新規事業は生み出せない。
「代わりはいくらでもいる」とペアになるフレーズは「嫌だったら辞めろ」だ。
理不尽な人事異動でも最後には「嫌だったら辞めろ」と言われた人を知っている。
団塊の世代は、多少の理不尽は我慢すれば、その先の明るい未来が期待できた世代だ。
その下の我々の世代は、子供の頃、団塊の世代の人たちを見ていたから、自分達にも明るい未来を期待していた。
しかし、理不尽を我慢しても明るい未来は無いと気がついた。
後の祭りだ。
Z世代は堪え性が無いと年寄りは嘆くのだが、彼らは理不尽の我慢に釣り合う明るい未来が無いことを知っているのだろう。
「代わりはいくらでもいる」とか「嫌だったらやめろ」と言う職場に明るい未来が無いことを知っているのだ。
このご時世、どの業界も人手不足だ。
「代わりはいくらでもいる」「嫌だったら辞めと」という職場にしがみ付く必要はない。嫌だったら辞めれば良いのだと思う。
代わりがいくらでもいるのは、「代わりはいくらでもいる」と言われて理不尽を我慢してしまう人のことではないだろうか。
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