さつきあい <AIで作成されたグラドル>
週刊プレーボーイがAIで作成されたグラビアアイドルをデビューさせたらしく、炎上している。
賛否両論あるようだ。
〇著作権侵害問題
今は引退した実在のグラビアアイドルに似ているという意見がある。
人の顔を覚えることが苦手なオヤジが見比べた感想は、似ているような似てないような...
週刊プレイボーイのTwitterでは
「オトコの理想をギュギュッと詰め込んだ“たぬき顔”の“妹系美少女”」
らしい。
学習に使用したデータを公表していないので、特定のモデルの画像を多く学習させ〇〇似の画像を作ろうとしたのか、たぬき顔妹系美少女を作ったら、実在のモデルに似たのかは不明だ。
いずれにしても、たぬき顔妹系美少女モデルの誰かに似てくるのではないだろうか。
著作権、肖像権の問題に興味があったので調べてみたら、こんなサイトと見つけた。
著作権に詳しい福井弁護士はChatGPTをどう見る?
利用するにあたり重要な4個の視点と3個の著作権問題
骨董通り法律事務所 代表 福井 健策 (2023/05/30)
著作権法では「他人の著作物を機械学習など解析できる」が、「著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りでない」らしい。
つまり、ケースバイケースで判断するということか?
〇AI出力の著作権
AIの出力には著作権は無いのかと思っていたのだが通説では、
「単純な指示だけでAIが自動生成したものは著作物ではない」
「人間がAIをツールとして自らの創作的寄与で作品を作ったなら著作物」
らしい。
とすると、さつきあい はおそらく単純な指示ではなくAI絵師や呪文者が創作的寄与しているのだろうから、著作物だろう。
著作物であれば、写真集で商売ができる。その代わりに、著作権侵害問題に対応しなければならない。
生成系AIを使ったグラビアアイドルの創造はメリットもリスクもよくわからないことが多いが、炎上したので、集英社としては目論見通りだろう。
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