読書感想文 <読書感想文用に作ってしまえ>
「夜のピクニック」読書感想文をプロが書いた結果
書評家・三宅香帆さんが課題図書の定番に挑戦
三宅 香帆 東洋経済 (2023/07/09)
三宅 香帆 氏は、褒められる読書感想文を書く方法として
① 自分の嫌いなモノについて書いた本を選ぶ
② その本を読んで「嫌いだったモノが、好きになった」内容の感想文を書く
を勧めておられる。
なるほど、自分が好きな内容は共感したり感動したりするが、なかなか文章にできない。
嫌いな内容は、批判的に読むので、文書化しやすいのかもしれない。
子供の頃、読書感想文は苦手だった。
子供の頃この方法を知っていたらどうだろうか?
嫌いな内容の本はそもそも手に取らないし、最後まで読めないと思う。
閑話休題
誰でも簡単に「褒められる読書感想文」を書ける手法があります。
は、キャッチーだ。
更に
読書感想文とは、「この本を読んで、私はこう変わりました」と言えばいいジャンルの作文だから。
とおっしゃる。
更に畳み掛ける
しかし、なかなか読書して良い人間に変わる体験なんて、めったにあるものではありません。ならば、読書感想文用に作ってしまえばいいのです。
三宅 香帆氏は、読書感想文は感想を書く必要はなくて、先生の好むパターンで書けば良いとおっしゃる。
痛快だ。
三宅 香帆氏はこの記事を子供達ではなく、大人向けて書いているのだろう。
だから、子供達に対する裏ワザ指南ではない。
この記事の冒頭の感想文に込められた、本当の感想は、
本を読んだくらいで、嫌いな運動が好きになるわけがない。
ではないだろうか。
本来本を読んだ感想は自由だ。
他人の感想に優劣を付けるなど、思い上がりも甚だしい。
というのは自分の意見だけど。
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