NHKで新しいテレビ2024 <◯◯なのに>
NHKで新しいテレビ2024を見た。
番組の中で若い世代のクリエータ5人による座談会【ダイヤモンドトーク】をやっていた。
参加者は
漫画家・魚豊氏
小説家・日比野コレコ氏
Gacharic Spinのアンジェリーナ1/3氏
ダウ90000の蓮見翔氏
映画監督・今井環氏
の5名
彼らは所謂「Z世代」と呼ばれるが、「Z世代」として一括りにされることに違和感があるという。
個々はそれぞれ性格もバックグラウンドも価値観は異なっていて、共通項も少ないにもかかわらずオジサン世代は一括りにしようとするという。
40年くらい前、彼らと同じくらいの年齢の時に「新人類世代」とか「シラケ世代」と呼ばれていた。
「焼け跡世代」や「全共闘世代」からみるとやる気が無いように見えたのだろう。
でも、個々はそれぞれ性格もバックグラウンドも価値観は異なっていて、共通は同じ頃に生まれ、同じような義務教育を受けたころぐらいだ。ところが、20年も同じ職場で働いていると、没個性で、同じ価値観になっていたような気がする。
学校の同調圧力にも馴染めなかったが、職場の同調圧力にも馴染めなかった。
社会は多様性に対する許容範囲が狭いので、同質性から逸脱すると、異端児扱いされるのは、今も昔も同じだろう。
40年前の「シラケ世代」と現在の「Z世代」が異なるのは、「一括りにされたくない」と主張できること、社会からの同調圧力に容易に同調しないことだろう。
番組の中で「○○なのにという前置きがある」という発言があった。
今井環氏は「小学生なのに」、
星街すいせい氏は「Vtuberなのに」と言われるらしい。
映画やパフォーマンスなどを評価する前にある、固定観念が鬱陶しいのだろう。
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