昭和歌謡の世界観 <松永依織の赤いスイートピー>
人様の歌を批評する知識も感性もないので、ただの感想です。
松永依織さんは Blitz Wing所属のVSingerで、第2回VTuber歌唱王の後くらいから聴き始めた。
その松永依織さんが歌姫ソング歌枠配信で「赤いスイートピー」と「川の流れのように」を歌っているのを聞いたら、違和感を感じた。
第2回VTuber歌唱王で準優勝されたくらいだから、歌唱技術の問題ではないだろう。
なぜ違和感を感じたのか考えてみた。
松永依織さんの「赤いスイートピー」は、オヤジが聞いていた松田聖子さんの「赤いスイートピー」とは、世界観がかなり違っていた。
ちょうど良い言葉が見つからないので「世界観の違い」というあいまいな言葉になるのだけれど、「世界観の違い」が違和感の元ではないかと思う。
昔々、アイドル松田聖子が歌う「赤いスイートピー」は毎日のようにテレビやラジオで流れていたが、当時、聖子ちゃん推しではなかったので、その世界観に浸っていたわけではなかった。
それなのに、なぜ世界観に違和感を感じたのだろうか?
おそらく、松田聖子さんの「赤いスイートピー」を聞くことで、その歌が流れていた頃の記憶が蘇っているのではないだろうか。
つまり、松田聖子さん歌唱は昔の記憶が蘇るためのトリガーだ。
松永依織さんは若そうだから、若い頃の松田聖子さんの歌を聞いたことはないだろうし、あえてオリジナルに寄せる歌い方をせず、歌詞と曲を自分の解釈で歌ったのだと思う。
だから、松永依織さんの「赤いスイートピー」ではトリガーがかからなかったのだろう。
つまり、違和感の正体は世界観が違うのではなく「あのころの記憶」が蘇らなかったことだろう。
若い頃、年寄りはなぜ懐メロが好きなのだろう?と思っていた。
年寄りは、昔の記憶に浸るために昔の歌(懐メロ)を聞くのではないだろうか。
とすると、「赤いスイートピー」は懐メロかぁ
「世界観」というあいまいな表現を使っていますが、「世界観」は「その楽曲と歌唱の印象、歌唱から想起される情景および主人公の感情」くらいの意味で使っています。
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