昭和99年のデジタル小作人
昭和99年のデジタル小作人:日経の見出しを吹き飛ばすべく野心とゲームチェインジの視点で成長のために貪欲に行動していこう!
note 森 浩昭 / Hiroaki MORI (2024/1/16)
刺激的なワード×2だ
昭和99年
昭和が終わって、バブルが弾けたのを機会に
コペ転すれば良かったのだろうが、思考停止してしまった。
これまで働いていた期間のほとんどが右肩下がりだったと思うと、忸怩 たるものがある。
これからでも遅くない。
デジタル小作人
嫌な言葉だ。
似たような言葉で「デジタル土方」という言葉がある。
「デジタル土方」は、多重請負の末端で働くIT技術者を、建築・土木業界で無くてはならいが評価されない土方に喩えた言葉だ。
「デジタル小作人」は、
耕作地を地主から借りて農作業をおこない、借地の対価として収穫の一部(大部分)を年貢として提供する農家のことだ。
地主は小作人の年貢で働くことなく裕福な生活ができるが、小作人は年貢が負担になるので生活に余裕がない。
「小作人」は搾取の代名詞として使われる。
「デジタル小作人」はIT業界でBigTechに搾取される人たちの意味で使っているのだろう。
これまでIT変革を拒んできたSIerや経営者は、IT技術者を「デジタル土方」にして搾取し、使い捨てにしてきた。
そして、気が付けば「デジタル地主」に搾取される「デジタル小作人」になっていたわけだ。
小作人を止めるには、耕作地を開墾するか、農地開放で社会構造を破壊するしかない。
経営者ができるのは、イノベーションを起こすことだろう。
しかし、昭和99年を生きている経営者にそれを期待することは無理かもしれない。
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