システムの保守運用 <年寄りは若い人に何を伝えるのか>
くだらない仕事と成り果てたシステムの保守運用、若者にやらせるのは犯罪的だぞ
木村 岳史 日経クロステック/日経コンピュータ
(2024/06/10)
木村岳志氏の指摘は、
汎用機+COBOLの保守業務についてだが、もう少し抽象化すれば、
将来ジリ貧になることが分かっている業務に若者を引っ張り込むな
ということだろう。
古い体質の組織で働いていると、「将来ジリ貧になることが分かっている業務「よくを見かける。
そのような業務は希望者が少ないから、右も左もよくわからない若者が引っ張り込まれるのも見てきた。
幸にしてそのような仕事は避けることができた。
尤も、空気を読まず不満を言うので、避けられていたのかもしれない。
ジリ貧の業務にニーズがあって年寄りしかできないなら、木村岳志氏が言うように年寄りがやればよいのだろう。
そして、年寄りがいなくなったら否が応でも変えなくてはならない。
そのときに若い人達は慌てなくてよいように、新しい技術や効率的な方法を習得すべきということだろう。
ジリ貧になる業務も昔は花形でだったに違いない。
汎用機+COBOLも昔は、新しい価値を生む出していて、その保守の仕事も新しい価値を生み出していたのだろう。
そのその保守の仕事が、価値を生み出していて、もっと多くの価値を生む方法が無いのなら、その仕事は重要だ。
しかし、今どき汎用機+COBOLより新しい価値を生み出したり、もっと多くの価値を生む方法は存在する。
だから、現状を維持するための保守の仕事に価値は無くなってしまった。
〇蛇足
若い人に何を伝えるのか?
今どきの年寄りは難しいなあ。
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