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2024年9月

2024年9月30日 (月)

技術者としてよい職場 <技術者の報酬とはなにか>

技術者には向いた職業 ~ 千葉県警 サイバー犯罪捜査官 インタビュー ScanNetSecurity 2024/8/21

この記事ではインタビューを受けた特捜官は仮名で登場しているので、「彼」と呼ぶことにする。

この記事で気になったのは、
 彼は何故「自分にはとても良い職場」と言わず「技術者にはとても良い職場」と言ったのだろうか?
ということ。

彼が前職から転職した動機は「技術者として古くなっていくことへの恐れ」で、現在は「技術者として仕事を通して成長できている」と言う。
だから、「技術者にはとても良い職場」と答えているのだろう。

しかし、現職で将来も「技術者として古くなっていくことへの恐れ」を感じないのだろうか?
と考えると、彼が感じている感覚を「技術者」まで一般化できないのではないかと思う。
「技術者として古くなっていくことへの恐れ」を感じたことがあれば、個人の感覚なのか「技術者」に一般化される感覚なのかはわかるだろう。
だから、 彼は何故「自分にはとても良い職場」と言わず「技術者にはとても良い職場」と言ったのか気になった。

以下は経験を基にした推測だ。

警察官は地方公務員であり、公務員の給与は能力に応じたものではないから、金銭以外に「得るもの」(報酬)があるのだろう。
それはおそらく「技術者として仕事を通して成長できている」感覚だろう。

技術者であり続けるために成長は必須だ。
だから、彼は前職で自身が成長できないと感じたことが転職につながったのだろう。
そして、現職は「技術者として仕事を通して成長できている」ことが報酬となり、技術者であり続けることができると感じているのだろう。

古い風土の組織は、画一的なキャリアパスや価値観しかないことが多い。
だから、キャリアを重ねていくといつか、技術者としてのキャリアパスかその組織の画一的なキャリアパスの選択を迫られることになる。

技術者としてのキャリアパスがない組織では、高い報酬を得ることは困難だ。
「技術者として仕事を通して成長できている」という報酬がなくなって、報酬≒賃金になったとき、その組織が用意したキャリアパスに乗り換えれば高い報酬を得ることができるが、それは技術者を止めるということだ。
この事実は、周りを見ていればすぐにわかることだ。

現在の組織に技術者としてのキャリアパスは無いけれど、今は技術者として成長の機会が与えられているのであれば、少なくとも今は良い職場なのだろう。

彼が技術以外のことを言い淀むのは、そのことを知っているからなのかもしれない。


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2024年9月27日 (金)

広島平和記念式典

広島平和記念式典
今年(2024年)はYoutubeのライブで見ることができた。
黙祷

最近年上の方と会食した際に、
「広島、長崎、沖縄、東京の人たちは声を上げない」
と話したら、
「日本が仕掛けた戦争だから...」と言われた。
そのような意見もあることは承知しているし、かつてそう思っていたこともある。

しかしである。
最近始まったパレスチナとイスラエルの戦争では、先に仕掛けたのはハマスだ。だからといって、学校や病院など非戦闘員を無差別に攻撃して良いのか?
ハマスが仕掛けた戦争で、何故、何の罪も無いパレスチナの子供達が命を失わなければならないのか?
という問いにも同じように答えるのだろうか?と思った。

##
書いたまま投稿するのを忘れていた。


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2024年9月 8日 (日)

企業公式VTuber <燦鳥ノムの魂はいずこ>

VTuberには、プロダクション所属する企業勢、プロダクションに所属しない個人勢、企業がサポートする企業公式VTuberが存在する。

燦鳥ノムさんは、名前のとおり飲料メーカ・サントリーの公式VTuberだ(った)。
今は定期的な配信や動画投稿などの活動を休止している。(活動を休止しているわけではない)

最近は、広報や広告目的でSNSなを使って発信する企業が増えてきた。
燦鳥ノムさんは、広報や広告目的ではなく、VTuberとしての活動を企業がサポートするスタイルだ(った)。
動画の中ではサントリーの製品を飲む程度で、製品に対する用意されたコメントを読むことも無い。
歌ってみた動画は、企業色はなく、クオリティーは高かった。(コスト高そう)
企業的には挑戦的な試みだったと思う。

2022年から定期的な活動を休止していて、2022年2023年は年2回ゲストを招いて企画動画を投稿していたが、2024年雑談配信だった。

VTuberが活動を休止すると演者(魂、中の人)がアバターを変えて活動(転生)したり、現実世界で活動することがあるので、燦鳥ノムさんの転生先を探していたのだがなかなか見つけることができなかった。
公式には引退したわけではないから、企業による統制があるのだろうか?。

いつか転生して、違う姿で歌っている声を聞いたときに、気付けるように毎日のように歌動画を聴いていた。
最近、個人勢として活躍しているという噂を聞きつけて、聴いてみた。
声:すご~くよく似てる。
映像:燦鳥ノムさんの歌動画ほどのクオリティではない。(個人勢だから仕方ない)
選曲:燦鳥ノムさんの選曲とは趣が異なる。(個人の趣味とスポンサーの戦略の違いか)

ふと考えた、良いと感じていたのは
見た目、MV、歌など画面越しの「燦鳥ノム」なのか
「燦鳥ノム」の歌唱なのか
正直なところよくわからない。

言えることは、スポンサー企業の決定に抗うことはできない。
たとえ「魂」を探し出したところで、VTuber「燦鳥ノム」の活動が元に戻るわけではない。
それは、企業公式VTuberや企業公式VTuberのファンの宿命でもある

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などと考えていたら、久しぶりに(2024/8/18)新しいMVが公開された。(今までとは違う世界観)


その前(2023/12/22)に公開されたMV(https://youtu.be/Ly5BHpWxvjQ)とは対極



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