■エンジニアってなんか性格悪い人多くね? ハテナ匿名ダイアリー (2025-03-05)

養老先生が仰る「バカの壁」ではないだろうか。営業部門と技術部門の関係が悪いことがよく分かる投稿だ。
一般論だけど、
文章によるコミュニケーションは難しい。
目的や相手によって、書き方を切り替えることがベストだけど、つい普段使っている書き方になってしまう。
技術部門では
事務連絡に文字によるコミュニケーションを使うことが多い。
対面で話せる位置にいても、どちらか集中モードの場合は、相手の集中を中断したくないので、あえて文字によるコミュニケーションを選ぶことが多い。
その場合は、行間を排除して事実や要点を伝える。
対人関係が確立ししている相手に、行間を排除して事実や要点を伝える書き方だ。
一方で、
営業部門は顧客とのコミュニケーションが重要だ。
顧客とのコミュニケーションは、相手と人間関係が確立していないことが多いから、失礼にならないことをが重要だ。
行間に含みを持たせた書き方になるようだ。
人間関係が確立していない相手と、行間に含みを持たせた書き方だ。
行間の含みは、
文章そのものの意味以外の意味、つまり他意がある文章だ。
行間に含みが無い、他意がない文章を、他意が有る前提で読んだ場合は、悪意を感じてしまう。
逆に、行間に含みがある、他意がある文章を、他意が無い前提で読んだ場合は、丁寧を超えて慇懃に感じてしまう。
この2つの書き方をTPOで切り替えられれば良いのだが、どちらか一方しか使えないと、この投稿のような、コミュニケーションミスが発生する。
この投稿の場合は、
エンジニアは営業と他意のない書き方でコミュニケーションを取ろうとしたけれど、営業はエンジニアと他意のある書き方でコミュニケーションを取ろうとしているから、当然コミュニケーションミスが発生して相互不信になる。
推測だけど、
営業部門とエンジニア部門は人間関係が確立していなくて、相互理解できていないのではないだろうか。
投稿者の職場に限らず良くある話だと思う。
AIにメールを添削してもらうと良いというコメントもあった。
含みがある文章、慇懃な文章、他部門や他社の人へのメールが苦手な人は、AIに添削してもらうと良いと思う。
実際に、社外に送るメールを書いたら送信する前に、AIに添削してもらうようにしている。
含みがある文章、慇懃な文章が苦手なので、ついぶっきらぼうな文章になることは認識している。
案の定、AIさんは「お前の文章はぶっきらぼうで乱暴だ」とおっしゃる。
そしてAIさんが提案してくれる修正案は、慇懃に感じる。
おそらく、世の中のビジネスメールは、慇懃(主観ですよ)なのが普通なのだろうと思っている。
しかし、背中が痒くなるような慇懃な文章にはかなりの抵抗感があって、毎回AIさんの提案を受け入れるか葛藤している。
閑話休題
営業部門の人も、エンジニアも、自分の常識や習慣でコミュニケーションを取ろうとしていることが原因だかけど、どちらかに合わせるのは無理があるだろう。
であれば、双方が少しづつ歩み寄るしかないと思う。
ぶっきらぼうなメールは脳内で行間を補い、慇懃なメールは要点だけ抽出すると、改善しそうだ。
当然、双方の人間関係が築かれいることが前提だが。
蛇足
コミュ障なので、頭ごなしに「性格悪くね?」と言う人と良好な人間関係を築く自信はなかったりする...
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