フォト

ウェブページ

無料ブログはココログ

MyList

« 2025年3月 | トップページ | 2025年5月 »

2025年4月

2025年4月29日 (火)

Japan IT Week 2025 春

Japan IT Week に行ってきた。

Japan DX Week, 営業・デジタルマーケティング Week、EC・店舗 Week
も同時開催で、東京ビッグサイト東棟のホール1~ホール8まで使用していた。

印象は「混沌」似たようなサービスがたくさん出展していた。
狭い通路は、メイド喫茶最盛期の秋葉の裏通りみたいな感じで、客引きが多くて歩くのが大変なくらいだった。

エッジコンピューティングAI鳥害防止システム

カメラで撮影した画像をAIで解析して鳥を検知し、
無線で位置情報を送信して
ドローンが鳥を追い払う
という仕組み。
ドローンは格納ステーションに帰ってくると自動的に充電される。
Photo_20250426211102

〇情シスのぼや木
 情シス応援パビリオンが開催されていたが、ほとんどコンサルだった。
Photo_20250426211101 2_20250426211101

免振装置(μ-Solator)
 凸凹があるプレートの上にシート敷いて、その上にラックなどを設置する。
 床が動いても、シートの上に乗ったラックが滑って転倒を防止する仕掛け。
 サーバーラックへの導入事例もあるようだ。

Photo_20250426211401 2_20250426211102
↑銀色のプレートの上を黒色のシートが滑る。

4足歩行ロボット
 ARアプリと4足歩行ロボットとの連携させて、遠隔で現場の巡回監視するソリューション
 災害現場の調査への応用が紹介されていた。
4
偵察ロボット?


最近の投稿
Yoshiのよしなしごと】【Yoshiのブログ】【よしなしごと】【展示会

2025年4月16日 (水)

情シス業務に必要なこと <40年前に教えてもらった>

情シスを(保守、監視、セキュリティ担当)4年くらいやって分かったことがある。
Photo_20250411205801
この仕事に重要なことは、
40年前の通信設備の保守・運用の仕事で得たものだということ。

現在の保守対象は情報システムで、40年前は通信(無線や電話)設備の保守だから機器やシステムは違うのだが、保守の考え方は同じだと思う。

保守業務を経験していない人と、考え方が違うと感じるのは、リスク管理の考え方だ。

基本的な考え方は、リスクが顕在化したときに、

  • 自分の知識・技能と時間、使用できる機器などの保有リソースで対応できるようにする。
  • 顧客(サービスを提供しているユーザ)のダウンタイムを最小限にすること

だ。

リスクを管理するには、リスクが認識・評価できることが大前提だが、リスクが認識・評価できない人は、そのリスクが顕在化しなければ対応はできないから「トラブルが起きた時に対応を考えれば良い」と考えているようだ。

なぜ、自分はリスクを管理しようとしているのか考えてみた。

おそらく、
失敗の経験によるものだろう。
歳をとっているから失敗も多い(自慢にはならない)のだが、考え方が違う人は、失敗経験がない大門未知子なのかもしれない。

自分だけでは回復できないくらいの失敗や、多数のユーザに影響が出るような失敗を経験すると、失敗の原因を考えて、同じ失敗をしないように対策するものだ。
つまり、失敗したことで、リスクを認識し、失敗の後始末をすることで、リスクが顕在化したときの影響が評価できるようになった。

正直なところ、
失敗経験に由来する考え方の違いは埋めようが無いと思う。
しかし、考え方が違う人主流の環境で仕事をするのはストレスが溜まる。

閑話休題

組織的には、
経験が少ないメンバーの失敗経験をコントールすることで、リスクが管理できるようにな人材になり、リスクコントロールできる組織になる。
40年前に失敗が経験できる職場で働けたことに感謝している。

蛇足
先日もETCシステムの大規模障害があったが、保守の現場で失敗をコントロールする余裕がなくなっているのではないかと懸念している。


最近の投稿
Yoshiのよしなしごと】【Yoshiのブログ】【よしなしごと】【ほぼ1人情シス

2025年4月 8日 (火)

エンジニは性格が悪いのか? <バカの壁では?>

■エンジニアってなんか性格悪い人多くね? ハテナ匿名ダイアリー (2025-03-05)

Photo_20250315160601

養老先生が仰る「バカの壁」ではないだろうか。営業部門と技術部門の関係が悪いことがよく分かる投稿だ。

一般論だけど、
文章によるコミュニケーションは難しい。
目的や相手によって、書き方を切り替えることがベストだけど、つい普段使っている書き方になってしまう。

技術部門では
事務連絡に文字によるコミュニケーションを使うことが多い。
対面で話せる位置にいても、どちらか集中モードの場合は、相手の集中を中断したくないので、あえて文字によるコミュニケーションを選ぶことが多い。
その場合は、行間を排除して事実や要点を伝える。

対人関係が確立ししている相手に、行間を排除して事実や要点を伝える書き方だ。

一方で、
営業部門は顧客とのコミュニケーションが重要だ。
顧客とのコミュニケーションは、相手と人間関係が確立していないことが多いから、失礼にならないことをが重要だ。
行間に含みを持たせた書き方になるようだ。

人間関係が確立していない相手と、行間に含みを持たせた書き方だ。

行間の含みは、
文章そのものの意味以外の意味、つまり他意がある文章だ。
行間に含みが無い、他意がない文章を、他意が有る前提で読んだ場合は、悪意を感じてしまう。
逆に、行間に含みがある、他意がある文章を、他意が無い前提で読んだ場合は、丁寧を超えて慇懃に感じてしまう。

この2つの書き方をTPOで切り替えられれば良いのだが、どちらか一方しか使えないと、この投稿のような、コミュニケーションミスが発生する。

この投稿の場合は、
エンジニアは営業と他意のない書き方でコミュニケーションを取ろうとしたけれど、営業はエンジニアと他意のある書き方でコミュニケーションを取ろうとしているから、当然コミュニケーションミスが発生して相互不信になる。

推測だけど、
営業部門とエンジニア部門は人間関係が確立していなくて、相互理解できていないのではないだろうか。
投稿者の職場に限らず良くある話だと思う。

AIにメールを添削してもらうと良いというコメントもあった。
含みがある文章、慇懃な文章、他部門や他社の人へのメールが苦手な人は、AIに添削してもらうと良いと思う。
実際に、社外に送るメールを書いたら送信する前に、AIに添削してもらうようにしている。

含みがある文章、慇懃な文章が苦手なので、ついぶっきらぼうな文章になることは認識している。
案の定、AIさんは「お前の文章はぶっきらぼうで乱暴だ」とおっしゃる。
そしてAIさんが提案してくれる修正案は、慇懃に感じる。

おそらく、世の中のビジネスメールは、慇懃(主観ですよ)なのが普通なのだろうと思っている。
しかし、背中が痒くなるような慇懃な文章にはかなりの抵抗感があって、毎回AIさんの提案を受け入れるか葛藤している。

閑話休題
営業部門の人も、エンジニアも、自分の常識や習慣でコミュニケーションを取ろうとしていることが原因だかけど、どちらかに合わせるのは無理があるだろう。
であれば、双方が少しづつ歩み寄るしかないと思う。

ぶっきらぼうなメールは脳内で行間を補い、慇懃なメールは要点だけ抽出すると、改善しそうだ。
当然、双方の人間関係が築かれいることが前提だが。

蛇足
コミュ障なので、頭ごなしに「性格悪くね?」と言う人と良好な人間関係を築く自信はなかったりする...


最近の投稿
Yoshiのよしなしごと】【Yoshiのブログ】【よしなしごと】【AI

« 2025年3月 | トップページ | 2025年5月 »