AI利用義務化 <必要なことは終わってる>
LINEヤフー・ソフトバンク、AI利用を義務化 普及に備えノウハウ蓄積 日経 (2025/7/12)
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ソフトバンクやLINEヤフーがAI活用を義務化する背景には、「AIを使いこなす社員がどれほどいるかが企業の競争力に直結する」(ソフトバンクの宮川潤一社長)との考えがある。
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らしい。
生成AI関係の
話題は多く、生成AIを使ってみたことがある人は多いが、仕事で使っている人は少ないようだ。
生成AIの日常使用率、日本は51%で世界平均を大きく下回る MONOlist (2025/7/17)
展示会やセミナーなどで得た見聞では、社員にライセンスを付与するだけでは使うようにならないらしい。
チャットAIの登場で、自然言語でAIが使えるようになったが、「なるはやで、いい感じでヨロ」といったプロンプトでは、思ったような結果は得られない。
ところが、立派なプロンプトが書ける人はわずかだから、製品やサービスに組み込んだり、社内のシステムに組み込んで、プロンプトを考えなくてよい仕組みにしなければ、効果は期待できない。
予想だが、
今後も高機能なAIはニュースになるけれど、日本ではAIは使えないという認識が広まってブームが終わるのではないかと思う。
コンピュータシステムを簡単にいうと、入力されたデータをコンピュータが処理して出力する仕組みだ。
この仕組みを、データ、コンピュータ(H/W)、処理(アルゴリズム)という要素に分けると、AIは、処理(アルゴリズム)の部分だ。
今時は、コンピュータのH/Wはクラウドにあるので、安価にCPUパワーが使える。
AIの重い処理もクラウド上の計算能力を使用することで、実用になった。
ところが、データは誰も面倒は見てくれないため、必要なデータを集めて、クレンジングして正規化して、AIで処理できるようにする、前処理が必要だ。
今後AIブームが去っても、AI技術やAIを使用するための環境は残るだろう。
その時に、AIを業務に組み込んでいる企業と、AIで処理できるデータがない企業とでは、大きな差がつくのだろう。
今の日本のAIの普及率、使用状況を見ると、日本の多くの企業は後者になる可能性が高い。
それは、日本の国際競争力が低下するということだ。
5年前くらいに
RPA(Robotics Process Automation) がブームになった時に、活用できたという事例は少なく、AIを使用する、RPA level2になると使えるようになるという意見も多かった。
ところが、RPA level2が使えるようになったのに、活用事例は少ない。
RPA活用の"キモ"は、AIではなく、
・自動化の前の業務の見直し、かっこよく言えばBPR(Business Process Restructuring)
・RPAで使いやすいような、データを収集、保存
という、地味で面倒な部分だ。
そもそも、不必要な作業を自動化することに意味はないのだ。
ところが、地味で面倒な作業をやらず、RPAという処理の仕組みを取り入れようとするから、効果は上がらず、RPAブームは去った。
当時、
RPAの少ない活用事例はソフトバンクの活用事例だった。
RPAが流行る前から、業務とデータの整理を行なっていたのだろう。
そして、AIが実用になった時点で、レベル2のRPA(AIエージェント)に移行できたのだろう。
それより、注目すべきは、AIは社員全員が使うべきものという考え方だ。
今時、多くの会社では、PCは使うべきものになっている。それと同じ考え方だ。
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