失敗経験と信用 <失敗談を語れる人、語れない人>
仕事で失敗した経験やその後始末をした経験がない人を無条件で信用しないようにしている。
※信用というのは、仕事に対してであって、人間性が信用できないという意味ではありません。
以前、オフサイトミーティングを主宰していた際に、自分語りのネタに、失敗経験を使っていたことがある。
失敗経験が無い(思い付かない)という人や、他人の失敗談を話す人がいた。
心理的安全性が確保できていなかった可能性はあるのだが、30年近く働いていて、失敗経験が無いというのはちょっと信じられない。
失敗経験を語れない理由を考えてみた。
- 失敗しているけれど自分の失敗だと考えていない
- 失敗しているけれど、恥ずかしくて話せない
- 本当に失敗していない 大門未知子か?
もう少し言語化してみる。
- 失敗しているけれど自分の失敗と考えていない
部下や業者など他者の失敗を語る人はこのタイプか?
他者の失敗で自分が迷惑を被ったという内容なのだけれど、その失敗に関わっていたのなら、未然に防止することはできなかったのだろうか。
- 失敗しているけれど、恥ずかしくて話せない
まだ失敗経験が整理できていない人はこのタイプか?
反省せず後悔すると、失敗は汚点であり消し去りたい過去だ。
失敗経験が語れない人は、その失敗で成長できなかったのではないだろうか。
- 本当に失敗していない 大門未知子?
大門未知子ではなく、リスクを負わなかった人かもしれない。
- 失敗が語れる人
失敗したときに、後悔せず反省すると、失敗の要因が明確になり、対策が分かり、行動が変わる。つまり、成長する。
反省すると、失敗経験の痛みは時間と共に薄れて、自分の成長が実感できたときに過去の失敗経験を語れるようになるのだろう。
失敗経験が語れない人はその失敗から学んでいない可能性が高いか、あるいは失敗に懲りてリスクを負わない人なのかもしれない。
そのため、仕事を依頼する際にはフォローが必要だ。
閑話休題
いきなり「失敗経験がありますか」と尋ねると警戒されるのがオチだけど、行動を観察していると、失敗から学んでいるかがわかる。
失敗経験があると、意思決定する際に恐れがよぎるので、僅かではあるが「間」ができる。
意思決定の時に恐れを感じさせない人がいて、失敗経験が無い人かもしれないと感じたら、その意思決定を検証するようにしている。
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