君と夏が、鉄塔の上 <忘れられること>
君と夏が、鉄塔の上 賽助 ディスカバー・トゥエンティワン
「鉄塔」に引っかかり読んだ。
著者の賽助氏はあとがきで自身は鉄塔マニアだと書いておられる。
中学生の主人公3人の中で1人が鉄塔マニアだ。
惜しいのは、「高圧電流が絶えず流れていて」という表現だ。
素人なら仕方のないことだけど、自称鉄塔マニアなのに「高圧電流」は無いだろう。
閑話休題
「忘れられること」が重要なテーマだ。
主人公らは中学生だから、将来多くの人と出会い、進学や就職で世界が広がると忘れてしまうことも多いだろうし、自分自身が忘れられることもあるだろう。
それは仕方のないことだけど、大切な人に忘れられるのは辛いものだ。
60年生きてきて、たくさん忘れてきて、たくさんの人から忘れられてきたのだろう。
そう考えると、忘れられることの恐怖は感じなくなっているような気がする。
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