平和宣言 <理想について考える>
広島に生まれ、県外での生活が長くなった広島県人の感想だが、
まず、8月6日の平和祈念式の意義は第一に犠牲者の鎮魂であるべきだ。
平和祈念式で発表される平和宣言は理想であり、実効性に疑問を感じる人も多いだろう。
それは、広島に住む人も昔から感じていることである。
理想について考えてみた。
最初は国による被害者の救済を求める運動が、思想を持った活動家、団体と結びついて、核兵器廃絶⇒世界平和のロジックがイデオロギー化し、2つの平和団体と政府がそれぞれ対立した歴史がある。
当時小学生の子供でも矛盾を感じていたが、今でも、広島にはこのイデオロギーに対して声高に異を唱えられない雰囲気がある。
被害者やその親族、平和団体、政府の人だけでなく、多くの人も平和を願っているだろう。
しかし、平和を実現するために行動を起こす人は決して多くない。
また、そのための具体的な行動は様々であり、自分のやり方で実践すれば良い。
少なくとも、何も行動しない人に批判される筋合いではない。しかし、政治的イデオロギーなどが垣間見えると、賛成できない人が現れて、対立が生まれる。
多くの人が反対しないであろう行動として「理想を語ること」や「記憶を受け継ぐこと」がある。
また、今年のキーワードであった「対話」も多くの人が反対しないであろう行動だ。
広島は80年の歴史の中で、対立しないことの重要性を学んだのではないだろうか。
「平和について考えること」はすぐにできる行動だ。
平和について考える日は、メディアでよく取り上げられる3月10日、6月23日、8月6日、 8月9日、 8月15日である必要はない。
先の戦争では日本各地で空襲があり多くの人が犠牲になった、その慰霊の日が各地にある。
自分事としてとらえられる日を「平和について考える日」にすればよいのだと思う。重要なことは行動することだからだ。
- 広島平和祈念式典 (2025/8/6)
- 広島平和記念式典 (2024/09/27)
- 広島平和記念式典 (2021/8/6)
- 広島人に告ぐ! <広島県人には耳が痛い> (2017/03/01)
- 平和祈念式典の放送 <黙祷する日は8/6でなくてよい> (2018/08/08)
最近の投稿
【Yoshiのよしなしごと】【Yoshiのブログ】【よしなしごと】
« 広島平和祈念式典 | トップページ | DMARCポリシーの設定 <reject設定推進派の人> »
「よしなしごと」カテゴリの記事
- 「で、君はどう思うの?」 <自分で考えることは重要>(2026.07.11)
- 思考様式を数値化してみる(2026.06.29)
- 四則演算のプログラム(2026.07.08)
- AIエージェント (2026.07.05)
- 質問者に寄り添うAI <バイアスがかかっている>(2026.06.24)


コメント