フォト

ウェブページ

無料ブログはココログ

MyList

« Old HackerはQuick Hackでやっつける | トップページ | 生成AIで作成された文章を検出するアプリ »

2025年8月24日 (日)

公平理論 <自分にとって貴重な報酬は何か>

公平理論(エクイティ理論)日本の人事部 (2023/05/26)

「公平理論」はモチベーション理論の一つで、「投入量(Input)」に対して得られる「報酬(Outcome)」に他者と比べて不公平を感じたとき、その程度が大きいほど、不公平感を解消して公平に近づくような行動をとるという考え方です。

らしい。
注意が必要なのは、「投入量(Input)」は労働時間だけではなく、「報酬(Outcome)」は給与だけではないということ。

・横並び文化
が強い職場で働いていたことがある。
その職場では、目に見える投入量や、目に見える報酬を横並びにしようとしていた。
目に見える投入量は、例えば労働時間(残業時間)や汗の量 で、
目に見える報酬は、給料やポストなどだ。

目に見える投入量と報酬を公平にすると、仕事がデキル人とデキナイ人どちらも不満を持つことになる。
同じ仕事を与えられたときに、デキル人は短時間で結果を出すから生産性は高いが、デキナイ人は同じ結果を出すために長時間が必要だ。

どちらも、目に見える報酬が同じ場合に、
デキナイ人は、長時間働いた(投入量が多い)のに報酬が同じだと、不公平感を持つ。
デキル人は、生産性が高いのに、報酬が同じだと、不公平感を持つ。
ともすれば、デキナイ人には残業手当が支給されて、デキナイ人の方が目に見える報酬が多くなったりする。

・40年以上働いた経験では
目に見えない投入量や報酬のことを教えてくれる人は、ごくごくわずかだった。
目に見える投入量や報酬の価値は組織風土に直結するから、長い間硬直した価値観に縛られていたような気がする。

技術職だったので、新しい技術に関する知識や技能を習得するために金銭的、時間的なリソースを投入したけれど、これらの投入量は評価されることはなかった。
習得した知識・技能を活用すると成果は表れて、目に見える報酬があった。
それは、事務仕事への配置換えだったり、理不尽な異動だったりした。

技術を目指す者にとって事務仕事は報酬ではなくペナルティに等しい。
ところが、技術より事務の方が評価が高い組織風土では、それがペナルティと思っている技術者の不公平感に気がつかない。(フリをしている?)

・報酬について考えた
そして、あるとき横並びの報酬を求めることを止めて、投入量や報酬を自分で定義してみたら、少しは楽に働くことができた。
(職場の価値観の否定と感じる人にとっては不愉快だったようだ...)

この記事では、目に見えない投入量や報酬に気づくことが重要という主張のようだ。
しかし、経験では、気づくだけでは不公平感は払拭されない。
目に見えない投入量や目に見えない報酬を含めて、自分の価値観でバランスしていることが重要だと思う。

目に見える投入量としての超過勤務を考えると
時間は多くの人にとって貴重なリソースだから価値は大きい。
貴重な時間を投入しているのだから、それに見合う報酬が必要になる。

目に見えない報酬として「成長」を考えると、
「成長」には、技術者としての成長、管理職としての成長、経営者としての成長、人としての成長など様々な「成長」があるが、その価値は人それぞれだ。

例えば、通常業務の後に勉強会があるとする。
成長に価値を認めない人、時間に大きな価値を持っている人は、バランスしないので、勉強が業務ならば残業代を支払うべきと主張する。
一方で、成長や成長機会に価値を認める人は、残業代が出なくても積極的に参加する。投入量と報酬がバランスしているのだ。

どちらかが正しいわけではない。
どちらか一方が唯一の価値観とすることや、自分の価値観が唯一絶対だと思わないことが重要だと思う。

###
目に見えない報酬についてはこの本から多くのことを学んだ。
Photo_20230607224201


最近の投稿
Yoshiのよしなしごと】【雑誌・書籍】【Yoshiのブログ】【よしなしごと

« Old HackerはQuick Hackでやっつける | トップページ | 生成AIで作成された文章を検出するアプリ »

よしなしごと」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« Old HackerはQuick Hackでやっつける | トップページ | 生成AIで作成された文章を検出するアプリ »