社員全員にAI <意思決定している人が使うことが肝要>
「全社員にAI秘書」なんて発想が古い? ホワイトカラー消滅の時代にAIエージェントは何に使うべきか?
横山信弘経営コラムニスト Yahoo news (2025/9/23)
AIエージェントに任せるべきことは、もっと高次元の業務だ。戦略立案、創造的な課題解決である。つまり、従来の発想で「秘書」が必要な人(経営陣など)には有用だ、ということである。全従業員に「秘書」は要らない。
とおっしゃる。なるほどである。
秘書が必要でない人にAIの秘書を付けても効果は低いという、考え方は正しいと思う。
ところで、ソフトバンクは、社員全員に生成AIの使用を義務付けたようだ。
SB C&S、社員自身でAIエージェントを作成する機能を全社員に提供 (2025/09/11)横山信弘氏の論によると、ソフトバンクの取り組みは愚行ということだろうか?
考えてみた。
横山信弘氏のいう
従来の発想で「秘書」が必要な人(経営陣など)は、「階層的官僚的組織において、経営判断を行う人」という意味だろう。
ピラミッドに例えられる、階層的官僚組織は小数の上位層が意思決定し、多数の下位層がそれを実行する組織だ。
上位層の判断を組織全体で実行するので、上位層がAIを使うことで組織全体に効果が波及する。
ソフトバンクは、おそらく階層的官僚組織ではなく、フラットな組織なのだろう。
全員では無いだろうが、多くの社員が意思決定を行う組織なのだろう。(実態は分かりません。想像です)
例えば、上層部はお飾りで、実質はその下の層による合議で意思決定している組織では、中間層がAIを使うと効率的だ。
また、下位層が企画して、管理職はハンコを押すだけの組織では、下位層がAIを使うと効率的だ。
つまり、組織の形態に応じて、意思決定をおこなっている、人や層が使えるようにすることが、必要なのだろうと思う。
※横山信弘氏は「AIエージェントを使う」という観点で、ソフトバンクは「AIエージェントを作成する」という観点だから単純に対比できない。
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