「AIで作りました」には価値がない <価値があるのは創造力>
悲報:「AIで作りました」には、価値がありません。 note (2025/10/24)
道具ではなく出力の評価が重要というお話。
結論を先に
まだ「AIで作りました」に価値があると考えている人もいるのは事実だ。
「AIで作りました」に価値は無いという考え方が一般的になるまでに、「創造力」で評価されるようになる必要がある。
それは、芸術分野には限らない。
この投稿で取り上げているのは芸術作品だから、それを評価するのは視聴者だ。
例えば、Pixarとジブリスタジオは作品の作り方は違うけれど、多くの視聴者は作り方ではなく、作品を評価する。
これと同じだ。
逆の観点では、手間をかけたり、手作りだから価値があるわけではないとも言える。
日本人は「手間ひまかけて」や「手作り」と聞くと無条件に価値があると思ってしまいがちだから、「手間ひまかけて」作ったもの、「手作り」で作ったもの、の真の価値を評価していないのではないかと思う。
閑話休題
道具としてのAI
最近、画像を編集したり、作ったりしている。
絵心がないので、手作業で作るのは難しいから、AIを使うことが多くなった。
例えば、2つのがオブジェクトが重なった画像で、前のオブジェクトだけを削除した画像が欲しい場合には、画像編集アプリを使用すると、比較的簡単に、削除することはできる。
昔は、画像編集アプリの消しゴムツールを使って、力技で消していたけれど、最近の画像編集アプリには、自動的に領域を判定して削除できる、便利な機能がある。
ところが、削除した跡を埋めることができない。
画像編集アプリを使用して、描く技術がないから、いかにも つぎはぎ したような絵になる。
画像を評価する立場で見ると、評価以前の出来栄えだ。
AIを使用すると、オブジェクトを消して、消されたオブジェクトに隠れていた部分を生成してくれる。
絵心が無くても、AIという道具を使用することで、評価に耐える画像を生成できる可能性が生まれた。
とはいえ、今のところAIを使用して出力を思いどおりにコントロールできないので、AIを描画ツールとして使えていない。
何に価値があるのか?
絵心がある人、絵の職人さんは、頭の中に明瞭な出来上がりのイメージがあって、それを、道具(絵の具と筆、描画アプリ、AIなどを使って、出力しているのではないかと思う。
素人は、出来上がりのイメージがぼんやりしていて、道具を使う能力が無いから、出力できなかったけれど、AIを使用すると何かしら出力を得ることができるようになった。
その出力は、頭の中のイメージを超えた出来栄えのこともあるし、頭の中のイメージと全く違うこともある。
頭の中のイメージがはっきりしていれば、AIの出力をイメージに近づけるための操作方法を習得して、AIを道具として使用することができる。
今後、AIは操作方法を習得するためのハードルが下がり、道具として使いやすくなるだろう。
しかし、頭の中のイメージがはっきりしていなければ、道具が良くても、評価に値する出力を得ることはできない。
つまり、
本当に価値があるのは、頭の中に明瞭な出来上がりをイメージできること、そして、そのイメージを具体的な形にできることだ。
つまり、それは創造力ではないだろうか。
結論
まだ「AIで作りました」に価値があると考えている人もいるのは事実だ。
「AIで作りました」に価値は無いという考え方が一般的になるまでに、「創造力」で評価されるようになる必要がある。
それは、芸術分野には限らない。
イラストの画像は生成AIで作成した。
「AIが絵を描いているイメージのイラスト風画像を生成」を与えると最初に出力された。
頭の中のぼんやりしたイメージは、もう少しポンコツ風のロボットが登場する、コミカルなタッチだったのだが、これはこれでまあいいか...💦
このあたりが作画ツールとして使えていないところだと思う。
「もう少しポンコツ風のロボット。コミカルなタッチで。」を追加すると↓が出力された。
「そういうんじゃないんですぅ~」
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