AIがこう言っていました <自分の頭で解釈する>
【AIが言った】
最近「AIが言った」という言葉を聞くようになった。
AIの使用を推進している立場なので、せっかく使われるようになったのに、水を差してはいけないと思い、ツッコミたい気分をグッと堪えて聞き流している。
AIがこう言っていました <評価・検証をしない人> (2026/5/4)
【google先生】
google検索がまだ良心的で、「google先生」という言葉が使われ始めた頃に、「googleで調べました」という言葉を聞いていたような気がする。
検索結果の出力を自分で判断せず、検索結果の内容をコピペする人が増えたのだ。
読んでも理解できないなら、 googleのアルゴリズムを信じてコピペする方が、正解の確率が高い、という戦略だ。
潔すぎると思う。
【責任を持つ】
自分が書いた文章や発言した内容の正誤よりも重要なことは、その内容に責任を持つことだ。
世間話ならば、「〇〇らしいよ。知らんけど (^^」でも良いが、仕事では責任が必要なことは言うまでもない。
正解することと、責任を持つことは同じではない。
誤りに気が付いたら、訂正すれば良いのだ。
つまり、「AIが言った」と言う人は、
- AIの出力が正しいかどうか確認する意思もなく、
- 誤っていた場合に訂正する意思もない
- 当然責任を負いたくない
ということだ。
このことは、多くの人が気付いているはずだ。
「AIはこう言ってました」と言う部下。デキるリーダーならどうする? DIAMOND Online (2026/5/16)
には、
私なら、「あなたはどう思う?」と返します。
そして次に、
「それを採用するなら条件は?」
「採用しないなら、何が足りない?」
「現場で試すならどうやる?」
のような質問が紹介されている。
言い方次第だけれど、気を付けないとパワハラだよな...
遠慮して言えない人も多いのだろうと想像する。
【知識が無い領域の情報を検証する方法】
AIの出力を直接検証することができてハルシネーションを検知できる領域はごくわずかだ。
だから、AIの出力はほとんど直接検証できない。
普段の生活で、自分の知識がない領域の情報をどうやって検証しているのかが、AIの出力の検証に現れるのだろう。
例えば専門家が専門用語で説明した内容を検証しようとした場合。
- 丸呑みする。
- 権威があれば信頼する
- 自分に知識がある領域まで分解する。
- 知識がある人に検証を依頼する
- 検証に必要な知識を得る
などの方法がある。
これは、学びの姿勢にも通ずるところがあって、問いを立てることをせず、正解を前提に記憶する習慣の人は、丸呑みしたり、権威に頼ったりするのだろう。
ググれカス <ググったらカス> (2017/09/10)
は2017年に書いた記事だけど、
googleは強力な機械だから、この機械を使う方法を知らなければならないということだ。
簡単な方法は、検索結果をコピペせず自分の頭で解釈して使うことだ。これだけでgoogleという機械が使えるようになる。
は、googleをAIに変えると今でも同じことが言える。
AIを使うことが当たり前になっているからこそ、AIの出力を丸呑みせず、少しでも自分の頭で解釈してみると、1年後には大きな差になる。
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