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2026年5月19日 (火)

星新一賞 <AIを使用した作品が受賞>

『星新一賞』でAI小説が上位独占も…審査員「AIの文章は読みたくない」人間がAI創作物に“拒否感”抱くワケ ピンズバNEWS -2026.4.23)

星新一賞の受賞作品の大半がAIを使用していたという記事。
Photo_20260516121901

審査員の最相葉月氏は

たとえAI小説がどれほど面白かったとしても、私は人間の内から生まれた言葉こそが尊いと思う。人間の尊厳を守りたい。AIの執筆した文章は、もう読みたくない

らしく、もうAIを使用した作品の審査員はやらないそうだ。

【自分のスタンス】
文学、美術、音楽など文芸部門でのAIの使用に拒否感はない。
芸術分野では、好き嫌いは受け手が判断することだから、第三者がべき論で語るべきではないと思う。(←べき論だ ^^ゞ)
だから、最相葉月氏のAIの執筆した文章を読みたくないという意見も否定するつもりはない。

【星新一の世界】
若い頃、星新一のショートショートにはまった。
行間が読めないので、登場人物の心の機微を描いた小説は苦手だ。
星新一のショートショートはSFで、展開がはやく、伏線回収が分かりやすいので読みやすく、ほとんどの作品を読んだ。

星新一のショートショートには、AIが普及している世界が描かれた作品がたくさんある。
科学・技術が進化した社会と、昭和の価値観を持った人間とのギャップから生まれる、滑稽さが作品の魅力だ。

「科学技術の進化と昭和的価値観の人間とのギャップ」という観点でこの話題を見ると、まさに、リアル星新一ワールドだ。
人間が書いた作品をAIが審査する、「人間部門」を作ると面白いのではないかと、1人妄想して楽しんでいた。

【芸術作品の評価】
ふと考えた。
1回2回は興行的には注目されるかもしれないけれど、人間の作品をAIが審査して表彰することは、文化的、科学的に意味があるのだろうか。

人間の審査員の講評は、行間が読めない人間には正直なところ、理解できない。
人間の審査員の評価基準の大きな要素は「好き嫌い」ではないかと思っている。

AIが人間の「好き嫌い」を真似るのではなく、AIに「好き嫌い」が実装できたら、人間の作品を審査できるのではないだろうか。
と考えれば、AIによる審査は、技術的には意味はありそうだ。


余談
geminiさんに、誤字脱字をチェックしてもらった後に、AI審査員について雑談をした。
G:様々な嗜好を持った仮想エージェントを作って審査させることとで、「ひねりが効いた」作品が選べるかも。
Y:芸術作品の審査は、商業的側面があるから、「忖度」の実装が必要だ。
G:AIは「打算」や「保身」がないから、完璧な「忖度」が可能で、「人間よりも人間らしく忖度するAI」ができるかも。

geminiさんが考えた、「人間よりも人間らしく忖度するAI」が審査した結末

AIが忖度しすぎた結果、落選した作家のプライドを傷つけないために、「あなたは落選しましたが、実はあなたが一番でした。ただ、社会がまだあなたに追いついていないので、あえて賞をあげないという『忖度』をしたのです」という、救いようのない嘘(配慮)を個別に送るようになる

星新一的結末だ!


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