AWS Summit 2026 <まるでAI展>
AWS Summit 2026 に参加した。
展示会に参加したときには、業界の雰囲気やトレンドを感じることを重視している。
今回は、「AIで暗黙知を利用する方法」を展示しているブースを回った。
「ウットウしい」質問に答えてくれた、ブースの方ありがとうございました。 m(_ _)m
【感想を先に】
- 「まるでAIの展示会」のような雰囲気だった。AWSはあえて表に出なくてもよくなったのだろう。
- AIでベテランの暗黙知を利用しようとすると、人間がインタビューして暗黙知を形式知化する必要があるようだ。
つまり、人間のインタビュアーの能力に左右されるということだ
【雰囲気】
今年のAWS summitは「まるでAIの展示会」のようだった。
しかし、AWSのサービスは裏で使われている。
AWSとしては、AIを使用したサービスが増えれば増えるほど、自社のサービスが使われるから、あえて表に出る必要はないのだろう。
5年くらい前にAWSは、「AWSのサービスを使うと週末でプロトタイプが作れます。」と言っていた。
今は、「AIを使用すると、週末でAIを活用したサービスがAWS上に作れます。」と言っているようだった。
【AWS Builders' Fair】
マネタイズや、サービス提供することを前提にせず、アイディアを実現する試み。
「出来たら面白くネ」というノリ。
入口のメッセージ、[Now, go build」
さらに下に「You build it, You run it」と書いてある。
・ Anthropic Project Vend
Claude に店舗経営させる試み。
最初は赤字だったが、2回目は黒字になったらしい。
説明は↓にある。
https://www.anthropic.com/research/project-vend-1
・ ババ抜きAI
AI+ロボットアームとババ抜き対決ができる。
人間は、発汗を検出するセンサーを装着し、表情をカメラで撮影される。
AIは、映像から感情の変化、発汗から緊張を検出して人間のウソを見抜くという試み。
カードを抜くふりをして感情を揺さぶるらしい。
・ ペン字見ます
AIでペン字を採点する試み。
AIで見本データとのズレを数値化して採点する仕組み。
見本データが太文字だけなので細文字で書くと評価が低くなるらしい。
【AIの暗黙知利用】
・ 行動ログとAIによる次世代パーソナライズ
顧客の行動から、AIがおすすめを店員に伝える仕組み。
ベテラン店員は、顧客を顧客の行動からパーソナライズしていて、顧客が買いそうなものを予測しているという前提。
そもそも、顧客が買いそうなものを勧めなければ売れないから、顧客の行動を元にAIが何を勧めるべきか店員に伝える仕組み。
暗黙知は予め収集せず、売り上げデータをAIにフィードバックするので、暗黙知を集積できる。
結果データが大量に収集できれば、結果データを分析してAIにフィードバックする手法が使える。
・ 対話で深まる日報
AIの質問に答えることで、日報を作成するシステム。
暗黙知は予めインタビューで形式知化して、プロンプトとしてAIに与える。
現場では、「売れた要因」を店員にインタビューしているマネージャーがいるらしい。
このシステムで集めたデータをAIで分析することで、「売れた要因」を形式知化し、全社的で共有できるらしい。
・ ベテランのノウハウで訓練
製造現場でベテランのノウハウを伝えるのは難しいし、ベテランが新人の訓練に立ち会うことも難しい。
カメラで新人の動作を分析して、AIがベテランと同じアドバイスする仕組み。
暗黙知は予めインタビューで形式知化して、プロンプトとしてAIに与える。
NVIDA Jetson + 汎用LLMで動作するので、ネット環境が弱い現場で使える。
【感想】
AIでベテランの暗黙知を利用しようとすると、人間がインタビューして暗黙知を形式知化する必要があるようだ。
つまり、人間のインタビュアーの能力に左右されるということだ。
人間のインタビュアーが、AIを質問能力向上ツールとして使う方法はある。
しかし、最後はインタビュアーのスキルに依存する。
システムを変更する場合は、コードを変更する必要はなく、プロンプトを変更することで対応する方法になっているようだ。
サービスを創る人にとって、コーディングしなくてよいので、リードタイムが短縮できる。
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