AIの出力で満足している人はセンスがない <「センス」が説明できない>
「AIの出力で満足している人はセンスがない」という言葉がバズっているようだ。
元記事は、米村歩氏のXへの投稿で、自分は「センス」が無いと思っているので、引っかかってしまった。
AIの影響でデザイン業の倒産が増えているという話を聞いて、AIのデザインで満足している人はセンスがないとか言っているデザイン関係の人達を見ると、こういう人達の会社から倒産していくのではないかと感じる。「センス」という言葉で片付けて具体的に言語化しないのは致命的にセンスがないと感じる。
— 米村歩@日本一残業の少ないIT企業社長 (@yonemura2006) August 4, 2026
【結論】
自分は「センス」という言葉を理解していないことが分かった。
以下の観点で考えてみた。
- デザイナー業界におけるAIの影響
- AIとセンスの関係
- センスの言語化
【業界の事情】
デザイン業界は、AIの普及で業界が縮小し、会社の廃業、デザイナーの失業が発生しているらしい。
このような環境の変化には抗いようがないので、業界も個人も適応するしかないし、以前から指摘されていたことだ。
翻訳業界での似たような例について、「もうすぐ消滅するという人間の翻訳について(2025/02/18)」に書いた。
【AIとセンスの関係】
AIの出力には「センス」がないことは、多くの人が感じているだろう。
「ありきたり」とか「AI臭さ」と表現されることもある、「アレ」だ。
では、AIの出力で満足する人にはセンスがないのだろうか?
満足するかどうかは場合によると思う。
仕事で使うなら顧客の要望で決まるし、個人で使うなら使用目的で決まる。
「センス」が必要ならば、AIを使う人が付加すればよいし、「センス」が必要ないならそのまま使えば良い。
だから、AIの出力で満足する人が増えたのは、「センス」が必要ない使い方が多いということだろう。
極論すれば、これまで、「センス」が必要ない顧客に対して、高額な「センス」込みの成果物を提供していたのかもしれない。
【センスの言語化】
正直なところ、「センス」の定義がよく分からないので、言語化できない。
グラフィックデザインに関するセンスは、[デザイナー不要論の正体]、
Webデザインに関するセンスは、[【AIは知らない】WEBデザインに必要なのはセンスではなく知識という事実]
に言語化されている。(すばらしい)
では、自分の業務に関するセンスとは何か、と考えてみたのだが、ノウハウとの違いが分からない。
先に挙げた例はいずれも、特定分野のセンスだから、もう少し抽象化しなければ、自分の分野に応用できない。
【分かったこと】
分かったことは、自分が「センス」を理解していないことだ。
学ぶ必要がありそうだ。
【ところで】
冒頭の投稿は結構バズっているのだが、コメントしている皆さんは、同じ「センス」の認識で議論、コメントしているのだろうか?
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