星街すいせい「THE FIRST TAKE」出演のサポートチーム インタビュー
星街すいせい「THE FIRST TAKE」出演。実現を支えたチームにインタビュー
カバー株式会社 (2023/6/13)
★artは技術・芸術
2023年1月20日に星街すいせいさんが一発撮りの動画を公開しているTHE FIRST TAKEにVtuberとして初めて登場した。(https://www.youtube.com/watch?v=AAsRtnbDs-0)
このときのサポートチームへのインタビュー記事があった。
演者の動きをモーションキャプチャして、3Dモデルのアバターを動かす技術は特別なものではなくなってきた。
国民的ネズミのキャラクターやアニメのキャラクターのように、見た目のキャラクターがあって、そのキャラクターを操るダンサーや、アニメーションに合わせて話す声優は昔からいた。
これらは、キャラクターが主で、ダンサーや声優など演者は従の関係だ。
VTuberがこれらと異なる点は、演者とアバターは表裏一体の個性を持った存在ということ。
「星街すいせい」は、あの見た目、あの歌声で歌う存在だ。
TFTで動画が公開されて以来、解説動画がたくさん公開されている。
まだまだVTuberを1人のアーティストとして認識している人は少ないので、「VTuverなのに」というニュアンスのコメントがある。
星街すいせいさんが、NHKの正月番組「新しいテレビ2024」に出演された際に、新しいものは「◯◯なのに」という、既成概念、固定観念で評価されるとコメントされていた。
(NHKで新しいテレビ2024 <◯◯なのに>(2024/02/08))
ところで、
技術屋なので、技術面は興味がある。
技術スタッフのY氏は
──確かにYさんが担当した技術的な部分って、いかに自然にするかが大事ですよね。
Yさん:そうですね。やっぱりピントを合わせて欲しいのは星街すいせいさんの歌なんですよね。なのでとにかく自然に。絶対に技術自慢のような映像にはしないぞ、と思いながら開発していましたね。高い技術を駆使しながら、どれだけ当たり前の映像にするか。そこが肝だったように思います。チーム全員、星街すいせいさんの歌の力を信じていたというところも大きいですね。
らしい。
主役は「星街すいせい」であり、 重要なことは彼女のパフォーマンスが視聴者に伝わること。
技術が、歌手「星街すいせい」の足を引っ張ってはならないの当然として、
技術が、歌手「星街すいせい」の前に出てはならない。
歌はリテイク無しの一発撮りだ。
動画は通常後から編集するらしいが、画像も実写とCGをリアルタイムで合成して一発撮りだったようだ。
TFTは動きの少ない画だけれど自然に見えるように、
実写のマイクの手前にあるCGの左手とマイクの奥手にあるCG右手が自然に合成されていたり、
SONYのヘッドホンに反射する光が再現されていたり、
気をつけないとわからないところに拘って作り込んだようだ。
そのため、録画システムは一品物になったようだ。
会社の「プロダクト」というよりは、「アート」に近くなったなと感じています。量産できるのがプロダクトだと思うんですが、この案件は量産してくれと言われても、悩んでしまうくらい凄いことをやっています。カバーはプロダクトだけじゃなく、アートも出来るようになったというのは、会社としても強みになるんじゃないかなぁと思っています。
とおっしゃる。
もともとartは技術・芸術だ。
ふと気になってSONYのヘッドホンに注目して見たら、SONYのヘッドホンは実写なのか、3Dモデルかわからなくなってきた。
初めて見たときは、動画に引き込まれて気にならなかった。
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