静かな退職
入社してすぐ「静かに退職する」新人社員の特徴
最低限の仕事だけこなす部下は誰がつくるのか
横山 信弘 東洋経済 (2024/03/07)
「静かな退職」とは、黙って会社を辞めることではなく、
- 会社のために汗はかかない
- 出世のための自己研鑽しない
- 淡々と言われたことだけをやる
働き方のことらしい。
何もやらずにぼーっと職場にいるわけではないから困った存在だ。
なぜ若者は「静かに退職」するのか?
横山信弘氏は、
なぜZ世代の若者たちは、配属先の職場に失望し「静かな退職」を選択してしまうのだろうか? 日本企業の場合、理由は簡単だ。自分の上司や先輩も、実際には「静かな退職」者であるからだ。
とおっしゃる。
納得してしまう。
若者が好ましくない行動をすると、原因を世代に求めがちだ。
しかし、Z世代の価値観は多様だから、「静かな退職」はZ世代固有の行動ではない。
世代を問わず、走り疲れて「静かに退職」する人は昔からいた。
少なくとも、働き始めた40年前には「静かに退職」している人がいた。
40年くらい前、若者は馬車馬のように追い立てられていたから「静かな退職」を選択する余地が無かっただけだろう。
「静かな退職」が蔓延る職場では、それを許さないようにアメとムチを使って、働かせなければならない。
しかし、今時はあからさまにアメとムチを使うと、パワハラ認定される。
アメとムチを使わなければ「静かに退職」する人が増える。
「静かに退職」している人が多い職場で働いていると嫌気がさす。
そして知らない間に自分も「静かに退職」してしまう。
採用されて長く働かず辞める若者が増えているらしい。
「静かな退職」より健全だと思う。
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