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2024年6月22日 (土)

AWS summit 2024 <もはやインフラ>

AWS summit 2024 を見に行った。
Awssummit2024
感想など
・熱気がある。先週のInterop2024とは熱気が格段に違う。
・若者が多い。オヤジはほとんどいない。
・今年のトレンドは「生成AI」
・AWSは社会インフラになる
・グローバル企業は、自社の製品ではなくビジョンを語る。

〇生成AI
業務システムに組み込むにはもう少し足りないところはある。
先進的な人(Early Adapotr)が興味を持っている時期を過ぎて、様子を見ていた人たち(Early Majority)に広がったのだろう。

〇AWSはインフラ
ICT分野の「インフラ」は、
 PC/OS→InterNet→クラウド
と高いレイヤに移ってきた。

インフラになると付加価値が高くなって、それより低いレイヤの付加価値は相対的に低くなり「社会インフラ」(普通にある)になる。

例えば、Inter Netがインフラになったとき、それまでインフラだった回線網は「社会インフラ」になって付加価値は低下した。
そして、回線関係の仕事は「土管屋」などと呼ばれるまでになった。
回線の障害が発生すると業務が止まる人がたくさんいるのに、評価されない。

近い将来AIがインフラになると、下位レイヤのクラウドは社会インフラになって、付加価値が低下するだろう。
そうなったときにAWSが何を売っているのか楽しみだ。

〇セッション
戸田建設の「プログラムを書けないゼネコン社員が、3 年でどこまでやれるのか ~戸田建設の技術的自立と現場力の向上~」が面白かった。
建設や事務の現場にいた、ITが専門ではない社員で業務支援システムを作った事例の紹介だった。
タイトルはシステム構築例のようだが、DX人材育成の成功例事例のようだ。

現場のニーズ、現場にあるデータは現場にいる人がよく知っている。
現場の課題を解決するには、現場の社員による内製化が良いとの判断だ。

彼らは、ネットワーク構築やサーバー構築の知見はないので、サーバレスで構築したそうだ。
オンプレから移行する場合や、後からクラウドを変えられるようにと考えると、IaaS上の仮想マシンにコンテナで構築すると融通が効くし、これまでの知見が使える。

しかし、ネットワークやサーバー構築の知見を持たない人・組織にとっては知見を獲得しなければならないから、人材育成には時間がかかり、内製化は難しい。

サバーレスにすると、アプリの知識・技能を獲得すればよいから、短期間で人材育成できて、内製化が可能になる。
さすがに基幹システムではないらしい。

〇基調講演
早期申し込みだったらしく、クッション付きの指定席で聞けた。
Aws Awssummit2024ticket
基調講演でAWS、SONY、ISpace、セッションでHONDAの講演を聴いた。
グローバル企業は自社の製品紹介ではなく、ビジョンを語っていた。

グローバル企業だからビジョンを語っているのか、ビジョンを語っていたからグローバル企業になれたのか?

〇若者が多い
オヤジが少なかった。
先週セミナーを聞いたときに冷房で寒かったのでスーツを着ていったら浮いていた。(^^:

オジサンたちトレンドをキャッチアップしなくていいのかな?
IBM方言やMS方言を知っているだけでは、若者が話すAWS方言が理解できないと思う。



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2023年5月15日 (月)

EDIX TOKYO 2023 & Next Tech Week 2023

EDIX TOKYO 2023
Nex Tech Week 春 2023

EDIX
GIGAスクール構想騒ぎは終わって、データをどう使うかに移っている。

Next Tech Week
生成系AIは内燃機関、インターネットに続くイノベーションらしい。

〇 セミナー
・教育DX・データ利活用の現状と今後

 文部科学省 藤原 志保氏

「デジタル化」は、Digitization、Digitalization、Digital Transformation(DX)に分類される。
教育分野でDigitizationはGIGAスクール構想で1人1台PCが行き渡ったから、国の施策はDigitalizationつまりデータをどう使うかに移っているようだ。

ところで、Digitization→Digitalization→DXに移るにしたがって、ミッションやビジョンの重要性が増してくる。
データの利活用の目的?に成績の向上を挙げておられたのだが、成績は現在の体制での評価ありきだ。
今後、どのような人を育てようとしているのか、どのような国にしようとしているのかが問われるようになる。
つまり、現在の体制を変える人を育てる必要があると思うのだが、それを官僚に求めるのは無理なのかもしれない。

・生成AI活用の鍵!いま企業が取組むべき人材育成
 日本マイクロソフト 小田 健太郎氏
 日本ディープラーニング協会 事務局長 岡田 隆太朗

AI界隈は生成系AIのインパクトが大きいようだ。
機械学習や深層学習で第3次ブームがやってきて、1次、2次ブームのときのように冬の時代が来る前に、第4次ブームがやってきたらしい。

文書の要約はこれまでのAIでできていた、大量のデータから重要なワードA、B、Cを抽出してそれをつなげて文章にすることはできていたけれど、生成系AIで抽出していないワードDを使って文章を作ることができるらしい。(まだ体験できてないけど)

〇 展示会
RoBoHoN / SHARP
Robohon

RoBoHoEがなぜEDIXにと思ったら教育向けのプログラミング・ソリューションがある。
Scratchのようなブロックプログラミング環境があって、RoBoHoNを制御できる。1人1台は無理だけど。
主なソリューションはPepperのよう接客や施設案内が多い。
歩行ができるRoBoHoN ¥132,000 + 接客・商品紹介ができるお仕事パック付プラン ¥60,000/年 だから、Pepperくんよりずいぶん安価だ。

どこでも演奏会 / S-palette
Photo_20230514214901
学校向け小規模クラシックコンサートサービス。
舞台、電源不要なので普通教室で演奏会が実施できて、先生の負担を減らすところがミソ
弦楽四重奏3コマで ¥78,000×4=¥312,000 + 実交通費 らしい
学校に出向く取り組みはクラシックの演奏者の仕事を増やすためにも良いと思う。

Artec Links / artec
Artechlink
プログラミングデバイス。
基本デバイス(Links Hub)にボタンとLEDの未搭載で、センサーは別売りのセンサーチップをマグネットで接続して拡張する。
価格は2,000円台(Micorobit)と同じくらいらしい。
発売前に使ってみてくださいと言われたが、残念ながら今の職場は業界が違う。

NEO SMARTPEN / NEO.LAB
Neo_smartpen
↑ノートの上にあるペンがデバイス

専用の紙に書いた文字、図形をタブレットに取り込むことができるデバイス。
タブレット側のアプリは、手書き文字認識機能や、録音機能がある。
「PCでメモを取ってはいけない」というルールがある会社には良いかも。(^^;

##
RoBoHoNが逆立ちを見せてくれた。最後にエアギター(エアバイオリン?)


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2023年4月24日 (月)

AWS summit TOKYO 2023

リアルの小売にとって最大の脅威はずいぶん前からAmazonだ。
ICTインフラはAWSになってしまったと思わせるエネルギーがある。

AWS summit TOKYO を去年は職場で片耳で聞いていた。
今年は幕張メッセでリアル参加。
基調講演はメッセ8ホールの端からか端まで満席+立見多数の大盛況だったので、映像を流していた他の会場で聞いた。

Awssummit2023
AWSは重要な社会インフラになっている。

〇セッション
情シスの情シスによる情シスのための人材育成 -リスキリングとそれに反する教育後回しジレンマ克服の具体策-
株式会社コーセー 進藤 広輔 氏

  • クニカルスキルとビジネススキルを並行して習得する
  • 機会平等でなくてよい
  • 人材育成を阻害する「和をもって貴しとなす」

人材育成も変わらなくてはならない。

〇DeepRacer
Japan Student Championshipをやっていた。セミナーの合間にみただけだけれど、芝浦工大が強い。
Deepracer

 何年か後には↓これが公道を走っていたら楽しい。
Deepracer2

〇Graviton3
 Amazonが作ったARM。無料では使えないようだ。
Graviton3

〇セッション
プロトタイピングのススメ ― 手早くサービスを作って検証するための実践的ノウハウ
AWS 友岡 雅志 氏

忘れがちなポイントがたくさんあった。

  • プロトタイプで何を検証するのかが重要。あれもこれもやってはいけない。
  • 「爪を研いでおく」プロトタイピングではやったことがあるは重要

Prototypeing


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2022年7月 2日 (土)

CONTENT Tokyo 2022

通信・放送Week 2022とCONTENT Tokyo 2022に行ってきた
ビッグサイトの西館と東館を行ったり来たりするのは大変だから、午前と午後に分けて回った。

5G/IoT展はこちら

★CONTENT Tyokyo 2022

どこもメタバースで大盛況だった。
でも、正直違和感があるんだよね。歳のせいか?

◯バーインテック
スマートグラス EzARGO
スマホの2ndディスプレイとして認識する。
なんと、このスマートグラスは老眼でもちゃんと見える。
スマートグラスにマニュアルを表示して遠隔からサポートする用途を想定している。
専用のアプリを構築することもできるが、とりあえずはお手軽にzoomで初めてみるとよいらしい。

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◯メタカープ
広島テレビ+ビーライズ+広島東洋カープ+サンフレッチェ広島+広島ドラゴンフライズ
メタバースでカープを応援できる。ファンクラブが対象らしい。

広島県の「ひろしまサンドボックス」の実証プロジェクトの一環で開催されている。
メタバースで色々なイベントをやってみたら、カープの応援が最も参加者が集まって滞在時間が長かったらしい。

広島テレビの人曰くキー局は助けてくれない時代になったので、自前で稼がなければならないらしい。

C_


◯Viertual Tokyo Tower
東京タワーの夜景が一望できる。

セミナーで、NTF+Blockchainでメタバース上に経済圏ができると言っていた。
メタバース上のアイテムが売買できるのだと。

バーチャルマンションを売っている。
1部屋 33,300円らしい。将来高騰するのか?

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★クリエータExpo
個人や零細のクリエータが出展している。小間は700くらいあって、

  • 写真ゾーン
  • 漫画家ゾーン
  • ライティングゾーン
  • 絵本・児童書ゾーン
  • アート・デザイン書道ゾーン
  • 音楽・サウンドゾーン
  • 映像・アニメーションゾーン
  • ゲーム・CGゾーン

に分かれている。すべての通路を通った。

自分の才能で稼いでいる人は、羨ましい。
パンフレットを差し出されると、「全く業界違いなんですけど~」と思いながら、つい受け取ってしまう。
たくさんもらった中で、宮目果林氏のパンフレットがなぜか印象に残ってしまった。

Createrexpo1


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