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2024年6月12日 (水)

昭和歌謡の世界観 <松永依織の赤いスイートピー>

人様の歌を批評する知識も感性もないので、ただの感想です。

松永依織さんは Blitz Wing所属のVSingerで、第2回VTuber歌唱王の後くらいから聴き始めた。
その松永依織さんが歌姫ソング歌枠配信で「赤いスイートピー」と「川の流れのように」を歌っているのを聞いたら、違和感を感じた。
第2回VTuber歌唱王で準優勝されたくらいだから、歌唱技術の問題ではないだろう。

なぜ違和感を感じたのか考えてみた。

松永依織さんの「赤いスイートピー」は、オヤジが聞いていた松田聖子さんの「赤いスイートピー」とは、世界観がかなり違っていた。
ちょうど良い言葉が見つからないので「世界観の違い」というあいまいな言葉になるのだけれど、「世界観の違い」が違和感の元ではないかと思う。

昔々、アイドル松田聖子が歌う「赤いスイートピー」は毎日のようにテレビやラジオで流れていたが、当時、聖子ちゃん推しではなかったので、その世界観に浸っていたわけではなかった。
それなのに、なぜ世界観に違和感を感じたのだろうか?

おそらく、松田聖子さんの「赤いスイートピー」を聞くことで、その歌が流れていた頃の記憶が蘇っているのではないだろうか。
つまり、松田聖子さん歌唱は昔の記憶が蘇るためのトリガーだ。

松永依織さんは若そうだから、若い頃の松田聖子さんの歌を聞いたことはないだろうし、あえてオリジナルに寄せる歌い方をせず、歌詞と曲を自分の解釈で歌ったのだと思う。
だから、松永依織さんの「赤いスイートピー」ではトリガーがかからなかったのだろう。

つまり、違和感の正体は世界観が違うのではなく「あのころの記憶」が蘇らなかったことだろう。

若い頃、年寄りはなぜ懐メロが好きなのだろう?と思っていた。
年寄りは、昔の記憶に浸るために昔の歌(懐メロ)を聞くのではないだろうか。

とすると、「赤いスイートピー」は懐メロかぁ


「世界観」というあいまいな表現を使っていますが、「世界観」は「その楽曲と歌唱の印象、歌唱から想起される情景および主人公の感情」くらいの意味で使っています。



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2024年5月 8日 (水)

第二回VTuber歌唱王 <富士葵の大御所感>

2024/5/4に開催された第二回VTuber歌唱王を見た。
優勝した富士葵さんおめでとうございます。

歌を評論する知見はないので、富士葵の大御所感について考えてみた。

前置き
2D、3Dアバターで活動するUTuber(VTuber)の活動は、歌やゲーム実況、企画動画、雑談配信などの分野がある。
その中で、もっぱら歌をメインに活動しているVTuberはVSingerと呼ばれている。

VTuber歌唱王は、VSingerや歌うまVTuberが採点機能付きカラオケで競う企画だ。

前回は歌った4曲が全て95点以上を出した獅子神レオナさんが圧倒的な強さで優勝した。
今回は決勝まで全て95点以上で歴代最高得点を出した松永衣織さんが圧倒的な強さだったが、惜しくも準優勝だった。
優勝したのは、決勝で高得点を出した富士葵さんだった。

企画の趣旨は、誰が上手いかを決めるのではなく、所属事務所を超えて歌が好きな人が集うことらしい。
歌うまは主観的なものだから、カラオケの採点機能で測れるものではないけれど、うまい人は高得点を出す技能を持っていて、あざとくなくその技を発揮できる。

今回は本番前に主催者の律可さんとのコラボ配信で1人づつ出場者が紹介された。
最初に発表されたのが富士葵さんだった。
富士葵さんは、活動歴も長く、メージャーデビューしているし、何度も単独ライブに出演し、Fesの常連だし、カラオケで高得点を出す歌い方もできる
歌うまとしての意外感は無ので、最初に発表されたのだろうか。

この配信を視聴したときに感じたのは、富士葵の大御所感だった。
歌だけではなく企画動画も多いし、他のライバーとのコラボ配信も多いし、安定感がある。悪く言えば意外感は無い。

2人目に発表されたのが松永衣織さんで、この配信ではじめて聞いた。
流石に歌専門の事務所に所属しているだけのことはある。
主催者は松永衣織さんが本命と思っていたのではないだろうか。

前置きが長くなってしまった
人は努力してその分野の第一人者になって、大御所と呼ばれるようになると驕ってしまう。そして、成長が止まる。
第一人者としての評価基準は過去のものだから、成長しなくなると、「昔第一人者だった人」になる。それが大御所の宿命だと思う。

大御所になると、新しい挑戦をしなくても一定の評価は得られる。
例えば、人が採点すると大御所に忖度したり、固定観念でバイアスが生じる。
ところが、この企画では採点は機械だ。
機械は大御所でも忖度しない。高得点が出ない可能性はあるから、大御所が挑戦するとリスクが大きい。

機械採点で高得点を出すには、高得点が出る歌い方を研究して、緊張する状況でも練習どおり歌えるように練習するしかない。
だから、優勝したことよりも、大御所というポジションに驕ることなく努力したことを評価したい。

富士葵さんはVTuber歌唱王の称号を得たのだが、大御所やレジェンドにならないでほしいと思う。
進化を続けると、Vtuberに収まらなくなるかもしれないけれど、応援し続けたいと思う。


第二回VTuber歌唱王参加者


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2024年4月20日 (土)

星街すいせい「THE FIRST TAKE」出演のサポートチーム インタビュー 

星街すいせい「THE FIRST TAKE」出演。実現を支えたチームにインタビュー
カバー株式会社 (2023/6/13)

★artは技術・芸術

2023年1月20日に星街すいせいさんが一発撮りの動画を公開しているTHE FIRST TAKEにVtuberとして初めて登場した。(https://www.youtube.com/watch?v=AAsRtnbDs-0)
このときのサポートチームへのインタビュー記事があった。

演者の動きをモーションキャプチャして、3Dモデルのアバターを動かす技術は特別なものではなくなってきた。

国民的ネズミのキャラクターやアニメのキャラクターのように、見た目のキャラクターがあって、そのキャラクターを操るダンサーや、アニメーションに合わせて話す声優は昔からいた。
これらは、キャラクターが主で、ダンサーや声優など演者は従の関係だ。

VTuberがこれらと異なる点は、演者とアバターは表裏一体の個性を持った存在ということ。
「星街すいせい」は、あの見た目、あの歌声で歌う存在だ。

TFTで動画が公開されて以来、解説動画がたくさん公開されている。
まだまだVTuberを1人のアーティストとして認識している人は少ないので、「VTuverなのに」というニュアンスのコメントがある。

星街すいせいさんが、NHKの正月番組「新しいテレビ2024」に出演された際に、新しいものは「◯◯なのに」という、既成概念、固定観念で評価されるとコメントされていた。
(NHKで新しいテレビ2024 <◯◯なのに>(2024/02/08))

ところで、
技術屋なので、技術面は興味がある。
技術スタッフのY氏は

──確かにYさんが担当した技術的な部分って、いかに自然にするかが大事ですよね。

Yさん:そうですね。やっぱりピントを合わせて欲しいのは星街すいせいさんの歌なんですよね。なのでとにかく自然に。絶対に技術自慢のような映像にはしないぞ、と思いながら開発していましたね。高い技術を駆使しながら、どれだけ当たり前の映像にするか。そこが肝だったように思います。チーム全員、星街すいせいさんの歌の力を信じていたというところも大きいですね。

らしい。

主役は「星街すいせい」であり、 重要なことは彼女のパフォーマンスが視聴者に伝わること。
技術が、歌手「星街すいせい」の足を引っ張ってはならないの当然として、
技術が、歌手「星街すいせい」の前に出てはならない。

歌はリテイク無しの一発撮りだ。
動画は通常後から編集するらしいが、画像も実写とCGをリアルタイムで合成して一発撮りだったようだ。

TFTは動きの少ない画だけれど自然に見えるように、
実写のマイクの手前にあるCGの左手とマイクの奥手にあるCG右手が自然に合成されていたり、
SONYのヘッドホンに反射する光が再現されていたり、
気をつけないとわからないところに拘って作り込んだようだ。

そのため、録画システムは一品物になったようだ。

会社の「プロダクト」というよりは、「アート」に近くなったなと感じています。量産できるのがプロダクトだと思うんですが、この案件は量産してくれと言われても、悩んでしまうくらい凄いことをやっています。カバーはプロダクトだけじゃなく、アートも出来るようになったというのは、会社としても強みになるんじゃないかなぁと思っています。

とおっしゃる。
もともとartは技術・芸術だ。


ふと気になってSONYのヘッドホンに注目して見たら、SONYのヘッドホンは実写なのか、3Dモデルかわからなくなってきた。
初めて見たときは、動画に引き込まれて気にならなかった。


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2024年3月 7日 (木)

VTuber <おめがシスターズ>

VTuber界隈でプロダクションに所属しない、所謂個人勢は少ない。

その中で、おめがシスターズ(おめシス)は、動画勢をサポートしていたupd8というプロジェクトの解散を契機に、どの事務所にも所属せず個人勢として活動しておられる。

VTuberはアバターを含めたキャラクターだけではなく、アバターのデザイン、モデリング、企画、撮影・配信、編集、スタジオ確保、営業、法務などの業務は多い。
upd8に所属していたVtuberがほとんど活動を休止したことを考えると、

大手プロダクションは配信勢が多く、演者の負担を減らす工夫があるようだ

  • プロダクションがアバターのデザイン、モデルを用意する
  • 配信アプリを使用することで、配信に使用する資機材と技術的負担を減らす
  • 企画動画でなく配信を主戦場にすることで、企画と動画編集を不要にする

つまり、動画勢は企画と編集が必要になる。
どのプロダクションにも所属しない個人勢は、撮影・配信用資機材と操作技術と営業を自分でやらなければならないからハードルは高い。

ところで、
おめシス・レイさんはただモノではない。
投稿された動画を見るとIT関係の豊富な知識がうかがえる。
その他にも

  • ガンオタ、遊戯王コレクター
  • ガジェットオタ
  • 元ゲーム会社勤務のLive2Dモデラー
  • YouTubeコントリビューター

らしい。
アバターのモデルを自前で作ることができて、
オタネタを企画にできる。
撮影・配信資機材の購入、の設定・操作は趣味に延長か?
インフルエンサー認定されることで、営業しなくても案件が来る?
ほとんどの仕事をおめがシスターズの2人で完結できるのだろう。

IT企業の模擬面接を受ける企画(VTuberやめても、就職できるの)で、提示された年俸は850万だった。

技術で食っていくことを目指しているオヤジから見ると、おめがレイさんの生き方は羨ましい。
自分の、知識と能力で食っている。

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おめシス6周年おめでとうございます。


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2024年2月22日 (木)

新人VTuber 儒烏風亭らでん

最近VTuberにはまってしまって、有名動画勢を中心にまとめて見た。
配信勢は、生配信を追いかけるのは大変なのと、1本の時間が長いのでアーカイブもあまり見ていない。
配信勢は2つのプロダクションが寡占状態で、ライバーも飽和状態で活動休止(引退)するライバーも多い。

オヤジて的には、
美少女+ちょい歌うま+面白い話
という基本フォーマットの中で個性を出そうとしているように見える。
オヤジには似たようなアバターに見えるのだけれど、それぞれファンがついている。
ファンはリアルなアイドルより追いかけるのは簡単だ。

人数が多いアイドルグループのビジネスモデルに似ている。
才能を見つけてプロデュースするのはリスクが大きいので、多数デビューさせてあとは市場と本人に任せるという戦略だろう。

そんな中、大手プロダクションに大型新人?が現れたようだ。

酒カス、ヤニカス、スロカスを公言し、歌は苦手、美術オタクを公言する、儒烏風亭らでん氏(初配信日2023/9/10)だ。

儒烏風亭らでん氏はアイドル路線から距離を取ろうとしているように見える。
学芸員の資格を持っていて、美術・工芸の知識は豊富で、文化財や美術館をテーマに1時間喋り続けられる。

プロダクションも社長自ら、多様性の象徴としてメディアで紹介※1したり、
日経エンターテインメントにインタビュー記事※2が掲載されたりと、
プロダクションが力をいれているように見える。

美術分野は潜在的なニーズはあるから、儒烏風亭らでん氏はプロダクションが多く抱えているアイドルVTuberとは別の視聴者層をターゲットにすることができる。
新しい視聴者層を開拓してVtuber界隈の飽和状態を打開できる可能性がある。

うまく売れると、さかなクン氏のようになるかもしれない。
見守ろう。



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