キットを作ること(2)
キットを作ること でキットについて書いた。
最近読んだ、スティーブ・ジョブズ 神の遺言 経済界新書 桑原晃弥著 によると、スティーブジョブズは子供のころヒースキットを作っていたそうで
キットを組み立てることで、大切なことをいくつか学んだのかもしれない。ひとつは最終製品の内部がどんな構造になっているのかを理解できるようになったこと。機器の仕組みがわかるのだから、それがなぜ動くのかという原理もわかってくる。
けれど、それよりも大切なことはこの宇宙に存在するものなら自らの手で生み出すことができるという感覚が養われることのほうかもしれない。
と述懐しているそうだ。
重要なことは、
「この宇宙に存在するものなら自らの手で生み出すことができる」
から
「この宇宙に存在しないものを生み出すことができる」
に至る過程だと思う。
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