ROMイレーサ
最近、ROMライタを買った UV-EPROMを書いたり消したりしようとするとROMイレーサがいるなあと思っていた。
ROMイレーサは、ざっくり言うと殺菌灯とタイマだ。
今は使っていない電池で動作する蛍光灯はあるし、殺菌灯さえあればすぐにできそうということで近くのホームセンターに行ったら、置いてなかった。お取り寄せだそうだ。
秋月に寄ったついでに5,800円ならいいだろうとROMイレーサを買ってきた。
手前の皿に導電性スポンジが敷いてあって、この皿にEPROMを置いて、本体に差し込んでROMを消す。
一応紫外線が外に漏れないようにインターロックが付いていて皿を奥まで入れないとスイッチが入らないようになっている。
電源は、本体にDC9V、センター・マイナスと書いてあるが、このACアダプタが付属していた。
DC12V、センタープラスで秋月で売ってるやつだ、おまけでDCプラグがついてる。
ACアダプタの先をちょん切って、おまけのプラグに付け替えて極性を変えるのだそうだ。う~ん!いいのか秋月。極性を変えたこのACアダプタを他の機器に使ったら危ないじゃないか。
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そういえば、最近センター・マイナスのACアダプタを見かけなくなったような気がする。
電池と併用する機器で電池とACアダプタ入力を機械的に切り替えるためにはセンター・マイナスでなければならないのだが、最近のパソコン等のOA機器は電池と外部電源を電子的に切り替えるし、HUBやAP等の周辺機器は電池を持ってないのでセンター・マイナスである必要がないのだろう。
生来の貧乏性でACアダプタが捨てられないのでたくさん持っているのだが、使うときにちょうど良い電圧・容量・極性を持ったものを探すのは結構面倒である。
なので、電源にACアダプタを使用する機器を作る場合には、電源入力をブリッジ・ダイオードで受けてから3端子レギュレータに入れて、どちらの極性のACアダプタでも使えるようにしている。
電源電圧が5Vでロジック回路の時には、携帯用の出力5.6Vの充電器を使って入力に逆流防止でダイオードを入れてお手軽に使うこともある。
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