「見せかけの勤勉」の正体
なんとなく気が付いていたことがハッキリとわかった気がする。古くから日本社会が抱える問題のようだ。
30年前にこの本を読みたかった。「なんだ、みんな、やる気あるふりをしていたんだ」と安心した。
σ^^)は分かり易い性格らしく、やる気が無いときはやる気のない雰囲気を出していた(全開だった?)ようで両親にもやる気がないと思われていたらしい。40過ぎて「覇気がない」と言われたこともある。
”やる気スイッチ”は興味があることには簡単にONになるが自動OFF機能付きだ。 興味がないことについてはONにならない。下手をするとONだった”やる気スイッチ”がOFFになってしまう。
若いころは感情に任せていたが、歳をとったので意識的に”やる気スイッチ”を入れる方法を考えるようになった。島村ジョーのように奥歯に加速スイッチがあればよいのだが、意識的な”やる気スイッチ”のONは難しい。
とりあえず週明けの”やる気スイッチ”を入れるために、毎週情熱大陸を見るようにしている。登場する人は前向きの人が多いので、これを利用して週明けの”やる気スイッチ”を入れるのだ。 2008/03/16の山口絵理子氏とか2009/07/26の吉岡秀人氏のようにかなり長期間スイッチが入ることもあるが、2011/7/10の前田敦子や 2012/03/04の内田篤人のように登場人物が悩んでいるとスイッチが入らないこともある。
他人を、”やる気”で評価するのはやめようと思う。
子供の頃から鍛えた(鍛えざるを得なかった)”見せかけのやる気”を見破ることは困難だ。なぜ気が付かなかったのだろう。
「管理するな」はジャック・ウェルチも言っていたことだ。まして、他人のやる気など管理できるはずがない。
忘れかけた頃にもう一度読もう。
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