やる気のスイッチ
テレビ番組でも、書籍でも、誰かの講演でも感銘を受けると、がぜんやる気が出てくることがある。某学習塾のCMでやっているあのやる気スイッチである。
この「やる気スイッチ」が入った状態が一生継続できれば何でもできそうなものだが、やる気の半減期はとても短く、3日くらいで「やる気スイッチ」はOFFになる。(3日坊主というように)
やる気を持続できる人も飽きっぽい人も実は同じように、やる気の半減期は3日である。やる気を持続できる人は何が違うかというと、自分で「やる気スイッチ」を入れ直す方法を知っているのである。
この本には著者のやる気スイッチを入れる方法が34個書かれていて、自分でも使えそうなやる気スイッチが見つかる。前回読んだときに印を付つけているのは
No.20 手を合わせて、集中してから仕事にかかる。
No.23 一日一回、一人会議の時間を持つ。
No.32 一流に触れる。触れ続ける。
だった。
読んでしばらくすると(3日?)忘れているので、読むたびに新しいスイッチが見付かるが、スイッチが入るツボは人それぞれなので、基本的には自分のやる気スイッチは自分で見つけなければならない。一度見つけると当分使える。
この本に書いてある方法の他に、やる気スイッチを入れ直すためにこんなことをやっている。
- 以前やる気スイッチが入った本を読み直す
- 情熱大陸を見る
- 新しいCPUボードを買う
- 新しいデバイスを買う
- 正論を言ってみる
若い頃、本を読んで「やる気スイッチ」が入ったことがなかった、無線関係やコンピュータ関係の本しか読んでいなかったので、スイッチを入れるにはちょっと難しいかったのかもしれない。技術図書以外の書籍を読むようになってから「やる気スイッチ」が入るようになった。
読んでスイッチが入った書籍は
- 中村 文昭 「人生の「師匠」をつくれ!」
- 山口絵理子「裸でも生きる」
- 森信三 「修身教授録」
最近では
- 大村はま 「おしえるということ」
である。
スイッチが入るポイントは人の生き方で、自分もこの人のように生きたいと感じたときにスイッチが入るようだ。
例えば、中村 文昭 「人生の「師匠」をつくれ!」では
中村文昭氏の生き方もさることながら、中村氏の師匠のお父さんの生き方にスイッチが入るのである。中村氏の講演を聴きに行ったことがあるが、やはり師匠のお父さんの件でグッときた。
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