ゼロからの挑戦 / JAL再建の真実
稲盛和夫氏が、JAL再建に関して何を考え、どういう行動をしたか、を期待して読んだ。
大部分は、他の書籍の内容をまとめた(端折った)感じなので、どこかで読んだ気がする内容である。
新書本だから仕方がないのかもしれないが、JAL再建に関しても端折った感がある。もう少しページがあると良かった。
この本は稲盛和夫氏の観点で書かれている。稲盛和夫氏が行ったことは、本に書かれていることおり稲盛哲学を社員に徹底させたということであろう。
社員が稲盛和夫氏の哲学を受け入れJAL哲学を作るまでの過程については、別の観点で書かれた書籍を読む必要がある。
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ノーベル賞の中山教授が高校生に行った授業 「人間万事塞翁が馬」は、第26回京都賞ウイーク 教育イベント高校生特別授業「京都賞 高校フォーラム 」 のものだということを知った。
”JAL復活”を知りたくて、「ゼロからの挑戦」を読んだところ、期待はずれだったので、そのものズバリの本書を読んだ。
JALの斜陽から、政治主導による破綻、そして復活まで書いてあるが、著者は部内の人ではないので”JAL復活”が客観的すぎる。
JAL復活に関わった、近くで復活を見ていた、復活に携わった人が書いた”JAL復活”を読んでみたい。
読んでみた→JAL再生(2013/03/06)
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