Circle Graphics
Oscilloclock.comにオシロスコープに図形を表示するCircle Graphicsというアイディアがあって、考案者のアロン・ストークスさんに存在を教えてもらった。
オシロスコープに図形を表示するには、オシロスコープをX-Yモードにしておいて図形を一筆書きで描くためのデータをX軸、Y軸に入力してやればよい。つまり、X軸Y軸の波形(ベクトルデータ)をデータとして持つ必要がある。
文字データはストロークフォントから簡単に変換できるのだが、曲線を滑らかに描画しようとするとX軸、Y軸のデータが大きくなるという問題がある。
Circle Graphicsのアイディアは、全てリサージュ図形で構成しようというものである。
正弦波を用意しておいてリサージュ図形を使うと、円弧、直線を描画することができる。
描画する区間、X軸、Y軸の位相、X軸、Y軸のゲイン、オフセットをパラメータとして用意すると滑らかな曲線を描くことができる。
位相は連続である必要はなく、0、π/4、π/2、3π/4があればよい。
例えば数字の"2"を1サイクルで描くには、3つの区間に分割して
区間 | X | Y | ||||
位相 | Gain | Offset | 位相 | Gain | Offset | |
1:(0~3π/4) | π/2 | -1 | 0 | 0 | 1 | 2 |
1:(3π/4~6π/4) | π/2 | -1.41 | 0 | 0 | -3.41 | -2.41 |
3:(6π/4~8π/4) | π/4 | 2.82 | -1 | π/4 | 0 | 0 |
区間1は(-1,2)~(0,1)、区間2は(0,1)~(-1,0)、区間3は(-1,0)~(1,0)
下部の密度が低い。2サイクル使えるとよさそう。
フォントデータが少なくて良いかも。
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