言い訳大王
現有リソース以上の仕事があるときでも「忙しい」と言ってはならない。
「言うて詮無きことは言わず」である。いずれやらなければならないのだから。
さもなければ、「忙しい」などと言い訳しないで優先順位が低い仕事をやらないと決断する。
今は無きFCZ誌に「アマチュアだからできるアンテナ発明講座」という企画があった。
主宰の大久保OMから毎月出題される課題のレポートを提出しそのなからか新しいアンテナを発明しようという企画である。JH1FCZ大久保OMといえばヘンテナで有名であり、面白そうな企画だったので参加しようと思ったが、忙しさにかまけているうちに締切期限が迫まり、分析が十分でないレポートを提出した。
次号のFCZ誌に掲載された大久保OMのメッセージが↓である。
只、少しだけ気になることとして、「私は素人だから」、「時間がないから」、しっかり分類が出来ないといったニュアンスがあるレポートがありました。
「甘えるんじゃない!」
以降「忙しい」は禁句にした。
「忙しい」は麻薬のようなもので、一度使うと止められなくなる。何度となく禁句にして、この歳に至っている。
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マネージャーがやるべきは、過剰な仕事を現有リソースで遂行できるように、業務を効率化すること、業務を自動化すること、部下の負荷を平準化することである。
リーダーがやるべきことは、やらないことを決めることである。
「忙しいこと」を言い訳にする者は、マネジャでもなくリーダーでもない。
若い人が、このようなマネジャのことを「言い訳大王」と言っていた。
業務多忙のときに実際に業務を捌いている者が「忙しい」というならまだしも、マネジャが「忙しいから」と言うな!ということらしい。
「言い訳大王」にならないようにしようと思う。
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