大学ロボコン(2)
NHK大学ロボコン2013を見た。横浜国大チームと代表者を取材していた。
代表者は工学部を希望していなかったが、ロボコンに参加するためにプロジェクトを立ち上げ、ロボットを作成して、ロボコンに参加したそうだ。この経験で「ものづくり」が好きだといえるようになったとインタビューに答えていた。
彼は、工学を希望せず進学して、今後技術者になる不安を解消するために行動し、社会に出る前に技術者として働く決意ができたわけだ。
身近では、技術者を希望していないように見える若い人を結構見かけるようになった。
周りに技術者を希望していない人は昔からいたけれど、昔昔、就職して仕事を始めた頃に出会った先輩や同僚の多くは技術者を目指していたように思う。
ある人に言わせると理系とは高校で微分・積分、三角関数で落ちこぼれなかった者なのだそうだ。あとは偏差値で入れる学部を探すので、理系だからといって技術者(科学者)を目指しているわけではないのだそうだ。
「分かりやすい説明」(2013/7/7)にも書いたけど、技術者を目指していない人に何かを伝えようとするときに、自分が常識と考えている「技術者として当然でしょう」から説明しなければならないので厄介だ。
問題は、技術者を目指したことがない者が増えたことではなく、キャリアパスが限られていることなのだけれど。
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