「できない人」にいくら教えても「できる人」にならないのか
「できない人」にいくら教えても「できる人」にならないのか
という記事をITProで見つけた。
この発言をした人は一度も失敗したことがないというプロジェクトマネージャだそうで、現場から正確な報告が無くても遅れや問題に気が付くのだそうだ。
その一度も失敗したことが無いプロジェクトマネージャは、なぜ気が付くのかの問いに「カン」と言い、経験則から「カン」が働かない後輩は教えてもできるようにならないと言う。
著者によれば、これは「カン」ではなく「 直感 直観*1」ではないかというもの。
直観(直感に非ず)とは「一般に、判断・推理などの思惟作用を加えることなく、対象を直接に把握する作用」(広辞苑)
直観は暗黙知なので意図して教えることができない。タイトルの発言をした人も同様の趣旨であろう。
しかし、「できない人」にいくら教えても「できる人」にならないと言ってしまっては身もふたもない。 この経験則が真実だとすると、直観を持った者を採用するしかないことになるが、それは無理と言うものである。
採用時に直観を持った者を選択できないとすると、暗黙知の伝承が必要だが、暗黙知を簡単に伝えることができないのも事実である。
暗黙知の伝承は伝える側と伝えられる側双方の努力、伝えようとする努力と学ぼうとする努力が必要である。
伝える側は、判断することに真摯に向き合う。
伝えられる側は、直観を持つ者の側で仕事を学ぶ。
ことが必要だ。
う~ん...抽象的過ぎるなあ...
*1 直観と直感を間違えているじゃないか!!(2013/9/26)
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