PL2303SA (2)
PL2303は、「PL2303SA(2012/12/23)」で、マルツにチップ単体だけ売っていなくて、シリコンハウス共立で売っていそうだと書いた。しかし、シリコンハウス共立に入荷した気配が無い。
マルツではPL2303SAを実装したシリアルモジュールMPL2303SAは以前から売っていたのだが、マルツの通販サイトを眺めていて、PL2303SAのチップだけ売っているのを発見した。
シリコンハウス共立は\150だったけど、マルツは\525だ...
ということで、買ってみた。
ProlificのPL2303SAは、モデム制御に必要なCTS,RTS,DTR,DSR,CDC,RIを省略してTxD,RxDだけにして8pinSOPにしたUSB-Serialブリッジだ。今時モデムに繋ぐことはないし、フロー制御もすることが無くなったのでTxD、RxDがあればよいという割り切りがいい。 小さいチップなら、SILICON LABSのCP201xが前からあったけど、高価なんだよね。
古いCPUを使ったボートを作って、シリアルでPCに繋ごうとするとフロー制御したいことがある。昔シリアルは速くても9600bpsだったけど、今時は115,200bpsが普通だ。
PC側はUSBなので、CPUボード→PCで取りこぼすことは無いのだが、PC→CPUボードではCPUの処理が間に合わずデータを取りこぼすことがある。割り込みを使うとバッファがオーバランする。
コンソールに使っているのなら、9600bpsで十分で、1200bpsだとレトロ感があってそれなりに楽しい。プログラムやバイナリをCPUボードにダウンロードしようとすると遅くてイライラすることがある。
昔は辛抱良く待っていたのに、歳を取ったらイライラ人間になってしまったので...、
ターミナルで送信データ1バイトごとにウエイトを入れて誤魔化すわけだが、ならば最初から9600bpsにしておけばいいのに・・・
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