イワシ 「このクラスには鮪も鯛もいるのにイワシのように群れてる」
若い人たちは、周りの人と同じようにしないと不安らしい。
若い人たちが地方から研修に来ているので、尖った人を探そうとイベントを企画したら。皆参加を希望した。皆興味があったわけじゃないだろうに...
世話役曰く「このクラスには鮪も鯛もいるのにイワシのように群れてる」のだそうだ。実に日本人的だ。
「やる気」とか「頑張り」の素は希少物質で有限なので、興味が無いところ、適性がないところでやる気を出したり頑張ってはいけない。
興味が無いところで頑張っても、悲しいかな適性があるヤツには敵わない。
人間はどこかに適性があるもので、適性があるところで頑張るべきだ。適性がないところで頑張ると燃え尽きてしまう。
人目を気にしてやる気があるフリをしても「やる気」は知らず知らずに減っていて、気が付くと「やる気」がなくなって動けなくなる。
おじさん達は「何かの参考になるでしょう」などと無責任な発言をすべきでない。時代は変わっていて、おじさん達が若い頃のように、組織は若い人に歯車を求めてはいない。
おじさん達は「できないより、できた方が良い」などと無責任な発言をすべきではない。「できないこと」があっても、「スーパーできること」があれば良いではないか。
鮪や鯛にイワシ化を求めているのは、昔イワシだったおじさんではないのだろうか?
イワシおじさんの意識を変えるのは、若い人たちを変えるより大変だと思う。
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