iWoz アップルを創った怪物
アップルを創った怪物 スティーブ・ウォズニアック ダイヤモンド社
Wozniakが映画「Steve Jobs」は「忠実な内容ではない」といっているので、Wozniakの自伝「iWoz」(の翻訳本)を読んでみた。
映画が「忠実な内容」かどうかは措いておいて、Wozniakが知り合いだったら、友達になれる自信がある。
原書のタイトル「iWoz」は、Appleファンでないと理解できないと判断したのだろうが、「アップルを作った怪物」は違和感があるなあ。Guru(グル)っていうと新興宗教と間違えられるしgeek(ギーク)は何のことか分からないから「怪物」にしたのだろうか。(センス無いな!)
技術者としてオタクとして羨ましい生き方だと思う。経営や人事には興味が無くて好きな技術に専念する。そういう選択肢(キャリアパス)があってよいと思う。
オタクは技術者のマネジメントができるマネジャと組めばよいのだけれど、AppleIIで成功してマイク・マークラに「うちはマーケティング会社になるんだ」と言われたときに嫌になってたんじゃないだろうか。
この本の終わり近くでこんなことを言っている。
じつは、自分はとってもラッキーだったということに気が付いた。そういう大きな変化が起きる前、その過程、そしてその後を見ることができたんだから。
そういう変化に影響を与える数少ない人間の一人になれたんだから。
本当に羨ましいと思う。実力だけでなく運がなければ時代に立ち会うことはできないのだから。
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ところで、コンピュータ業界で名を成した人は1954、1955年生れが多い。Steven P. Job、William H. Gates、William N. Joy、James A. Goslingなどそうそうたるメンバーだ。
Wozniakは1950年生まれで二十歳のとき高校生のJobsとツルんでたらしい。 (^^;
WozniakがピーターパンだったのかJobsがマセガキだったのか?
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