自分の常識は他人の非常識
毎年12月になると年末調整に必要な書類を言われるがままに用意している。
今年、かみさんの所得明細を提出したら、年収総額は130万を越えてないが、月額の限度額を超えていたらしく扶養認定が取り消しになるとのこと。担当に根拠規定を尋ねても要領を得ないので、自分で調べたら(便利な世の中だ)3つの根拠規定があって、σ^^)は税法上の規定しか把握していないことが分かった。orz 扶養認定の基準を超えていることも分かった。
そういえば、今の職場に異動したときに1枚モノの説明資料をもらったような気がするけど、その頃かみさんは年間所得103万以下で働いていて月額の限度を心配することはなかったので全く気にしていなかった。^^)ゞ
扶養認定を取り消されると、これまで支給された扶養手当の返金、国民保険への加入など、限度を超えた額以上の出費が必要だ。ペナルティーは大きい。;_;) 早く教えててくれればいいのにと思うのは人情だが、そんなの知っていて当然だろうと言われればグウの音も出ない。
かみさん曰く、パートとはいえ勤務時間が終わったからハイサヨナラとはいかないし、人手が足りないから土曜日に出勤してと言われれば断れないらしい。それでも、やりくりして年収を130万に収めたのに、月額の制限を知らなかったばっかりに...
「給料全部取り上げられるわけじゃないよ」とかみさんには言ったけれど、テンション下がりまくりである。
こんなことは、給与、福利・厚生関係が仕事の人にとっては、日常業務だから常識だろうけれど、年に1回年末調整の時期に四苦八苦して書類を作っている者にとっては、チンプンカンプンだよね...
などとウジウジ考えていたら、これは「自分の常識は他人の非常識」だと気が付いた。
自分が担当している業務に関係する根拠規定はよく知っているので、つい「なんでそんなことも知らないの」的な対応をしてしまう。人間の性かもしれない。たぶんσ^^)もそうだ。
「なんで知らないんだ!バカじゃねぇのか!」的な度が過ぎた対応をする人もいるけど...
今更だけど、
- 「自分の常識は他人の非常識」は誰の中にもある。
- 他人に対しては「自分の常識は他人の非常識」を前提に対応しよう。
- 「自分の常識」をちょっと意識すれば他人をちょっとハッピーにできる。
という良い勉強になった。
授業料は高かったけど。 ;_;)
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