高専ロボコン
NHKで高専ロボコン全国大会を放送していた。
2013の高専ロボコンの優勝は徳山高専、ロボコン大賞は富山高専だった。
今年のお題は「Shall We Jump」ロボットが、競技者とロボットがまわす縄を跳びというもの。
大学ロボコンと違って競技者よりロボットにフォーカスしているNHKも良いし、参加している高専生もロボコン大賞を目指しているのがよい。
なにより操縦者がすぐに泣く大学ロボコンより「高専のどこかアホなノリ」がよい!!
放送された中では、徳山高専、奈良高専、鈴鹿高専は完成度が高いようだ。
奈良高専の縄を自動認識する仕掛けや、鈴鹿高専の、カメラで操縦者を認識してロボットが追従し、縄回しロボットが縄跳びロボットを認識して縄をまわす仕掛けも、操縦者でなくロボットで勝負しようとする姿勢がよい。
ロボコン大賞の富山高専(8本のFRP製板バネ)、
都城高専(2速歩行でジャンプ)
は勝利ではなく他校とは違うジャンプ機構で参加しようとする姿勢がイイネ!!
これから日本の物づくりを支えるのは、誰も考え付かないことにこだわる姿勢だと思う。
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ウチの職場はほぼ理系だけど最近、「技術者で喰っていく」決心をしていない人が増えているような気がする。最近は理系と言っても偏差値と数学の成績がよかったくらいの理由で進路を決めている若者が多いのだろう。その点、高専生には「技術で喰っていく」決心をした人が多いのではないだろうか。
そのあたりが、大学ロボコンと高専ロボコンの雰囲気の違いかもしれない。
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ロボコンで育まれる創造力やチーム力が素晴らしいです。
facebookにリンクさせてください。
投稿: 高田敬輔 | 2013年12月22日 (日) 05時15分
高岡さんコメントありがとうございます。
自由にリンクしていただいて結構です。
投稿: Yoshi | 2013年12月22日 (日) 11時59分