ダントツ技術
8割の世界シェアを有している、浜松ホトニクス、クラレ、ハードロック工業、堀場製作所のお話。
共通していることは
「人ができないことを、とりあえずやってみる。」
今時は、
「人ができることは自分もできるように、 できる目途が立ったらやる。」
なので正反対である。
明治維新からバブルまでは後者でよかったが、バブル崩壊以降は前者の方が良さそうだ。
しかし、この2つは人の生き方なので、どちらが良いという問題ではないだろう。
「水道哲学」ならば後者であろうし、ソニー設立趣意書ならば前者であろう。
この4社に共通していることは確固たる経営理念があることで、
浜松ホトニクス晝馬輝夫会長の口癖
物まねではダメだ、人類道未踏に価値がある
クラレ大原總一郎
企業が得るべき利潤は、技術革新による利潤と、社会的・経済的貢献に対する対価としての利潤に限る
ハードロック工業 若林社長
会社が儲かればよいという利己的な精神ではダメなんです。お客さんに喜んでもらうという他利的な精神で臨めば、自分とこも儲かると言う事です
堀場製作所創業者 堀場雅夫
本当におもしろおかしい人生とは、新しい挑戦とその成功だ
ダントツになった理由は、この理念をブレることなく実践していることだろう。
« 危機管理 | トップページ | やるか、やらないか »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 責任あるAI <「AI倫理」は「AIを使う人の倫理」>(2021.09.24)
- 好きのパワーは無限大 <笑顔のヒミツがココにある>(2021.06.30)
- AM/FMラジオ&トランスミッタ製作集(2021.06.25)
- 起業の天才(2021.06.23)
- 不屈の棋士 <AIの捉え方と情報リテラシ->(2021.06.06)
« 危機管理 | トップページ | やるか、やらないか »
コメント