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2014年1月30日 (木)

運に選ばれる人選ばれない人

運に選ばれる人選ばれない人 桜井章一 講談社
運に選ばれる人

 桜井章一氏は「運」を「真っ当」さの作法だという。
楽をして「運」だけ手に入れる方法は書いてない。「他力本願では「運」はやってこない」という件もある。
 内容は至極「真っ当」だけど、桜井章一氏のいう「真っ当」さについては、共感できる部分と、そうでない部分があるなあ。

 麻雀に限らず勝負事や競技をやっていると、自分(自チーム)の実力以上の力が発揮できたと思うことがある。継続的に力が発揮できるようになっていれば、成長の証なのだが、悲しいかな、次の勝負(試合)には元に戻っていることが多い。
そのときは、運がよかったということだろう。

 運がいいことが、その場で分かるようになればよいのだが、たいてい後になって運がよかったと思い返すことが多い。
人生においてもそうだ。歳をとるとあの時は運が良かったと思うことがよくある。当時は実力と思っていたのだからアブナイものだ。(成長していないということか?)

 誰でも幸運と不運の量は同じではないかと思う。ギャンブルにハマると勝てないのは、判断を間違うからだろう。負けている者にも幸運は訪れる。

 「直感は誤らない。誤るのは判断である。」は正しい。
勝負強い人は幸運のとき勝負に出て、不運なときは勝負を控える。
勝負弱い人は幸運のとき負けることを考え、不運なときにそれほど負けないだろうと考える。

 例えば、人生は最大のギャンブルだ。
才能があり、しかも情熱を傾けられる分野が見付かるのは、とてもラッキーなことだ。
この幸運に乗って残りの人生を賭けてみる人は成功する可能性が大だけれど、多くの人は、できない理由を一生懸命考え、しかも回りの人から反対されて判断を誤る。
直観を大事にして、自分の才能を信じて人生を賭ける人は成功する。

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