自己相似
エライ人たちの定例会議で資料を見るためにタブレットを使うという噂を聞いた。
側から見ると、はっきり言ってイタイ爺さんたちだ。
たしかに、その会議で配る資料(印刷物)は減る。
しかし、エライ人たちの会議で使う資料を作る過程での印刷物は減らない。
また、エライ人たちの会議を受けて部門ごとに行われる会議で配る印刷物も減らない。
つまり、減るのはエライ人たち分の印刷物だけである。
その印刷物を減らすために、タブレットなどの機器に投資したことになるが、はっきり言って、この投資はペイしない。
ITに投資し成果を上げるためには、仕事のやり方を含めて検討しなければならない。
そんなことはIT業界にいる人ならだれでも知っていることだ。ウチもIT業界の端っこにいるだけに、はっきり言って爺さん達はイタイ。
せめてITリテラシーは知っていてほしいと、切に思う。
と、愚痴を吐いてみる。
階層型官僚組織では至る所に自己相似形がある。
つまりイタイ爺さん達の構図は、部門の会議の構図と相似形である。とすると、傍から見ると部門の会議はイタイおっさん達の会議ではないのか。おっさん達はITリテラシーを知っているのか。
おっさん達のことを考えると、ITを活用して事務の合理化を進めようという機運は無い。それどころか人は減っているというのに、ハンコの数は増えているし、紙ベースの簿冊も増えている。
やはり部門の会議メンバーのおっさん達もイタイ。
次の階層にも自己相似形があるので、イタイおっさん達の下にはイタイにいちゃん達がいるわけだ。
では、どうするか?
少なくとも、自分が頭になる自己相似形においては、イタイ人の集まりにならないようにしなければならない。
と、イタイおっさんは考えた。
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