センサ応用回路の設計・製作
熱電対を使った温度測定方法を探してこの本を買った。
熱電対を使うには、零点補償して、リニアライズすればよいらしい。零点補償は加算、リニアライズは2次関数による近似である。
この本では、全てアナログ回路で実装する方法が載っている。
マイコンを使うと零点補償、リニアライズ、表示、記録までできるだろう。
0℃~1000℃まで分解能1℃で測ろうとすると 小ピンのマイコンに搭載されている10bitのA/Dでは足りない。しかも、K型熱電対の起電力は41.276mV@1000℃だからA/Dに入れる前にアンプが必要だ。
とすると、はやりPSoCを使うのかなあ。
リニアライズはマイコンを使うと楽そうだ。2次関数による近似は処理が重いので補正テーブル+内挿で補正すると処理が軽そう。
そういえば、USB-A/D基板が付いたムック本を買ったよなと
今すぐ使える パソコン計測 USBマイコン基板 高野 慶一/松井 邦彦 ほか CQ出版
を取り出して読んでみると。
なんとこの本にも熱電対の使い方が載っているではないか、しかも著者は松井邦彦氏だ。
「センサ応用回路の設計・製作」とは使っているデバイスが違うけど、零点補償してリニアライズするのは同じだ。
この本のオマケ基板はパソコンに接続するのが前提だから零点補償、リニアライズはソフトでやった方が手っ取り早いような気がする。
などと考えていたが結局、温度測定は、温度が測れる安物マルチテスターを買った...
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